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読書日記

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つまみ読みした本の備忘録
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記事一覧

読書日記(2024.10.8)

最近図書館に行って本を借りるようになった。 買う前に中身を確かめたくて借りているのだが、…

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読書日記(2024.8.20)プラトン『パイドロス』

今週、トーマス・マンの『ヴェニスに死す』で読書会をする。 ざーっ、と一回読んだ。ヴィスコ…

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読書日記(2024.8.19) 知的生産の技術

読書どころではない。暑い。 先日読んだ梅棹忠夫の『知的生産の技術』に触発され、早速カード…

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濱口竜介監督『悪は存在しない』を観てきた(ネタバレあり)

あ〜あ〜こういうパターンの反動的なやつね、という映画だった。 あらすじはこちら 冒頭の薪…

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ゴダール監督『軽蔑』4Kレストア版を観てきた(2024.3.29)

4Kレストア版の『軽蔑』を観てきた。 学生時代にビデオで見たときは、目の部分を青く塗ったネ…

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読書日記(2024.3.22)福祉国家の金融政策というのは、結局は国民から富を守る術を奪う…

ロン・ポールの連邦準備銀行を廃止せよ この文章は、連邦準備制度理事会(FRB)議長だったアラ…

読書日記(2024.3.20) 八瀬童子

春分である。外はみぞれ。 アキ・カウリスマキ監督の『枯れ葉』を観に行ったら風邪引いてしまった。節々が痛い。ジジイになって風邪引くと熱や咳が出るまで無理しないので、その手前で、ただただ体が痛くて動けないという症状が何日もぐずぐず続く。加齢をつくづく自覚する。 新日本風土記 「京都 すぐそばに源氏物語」をみた。 八瀬童子という人々がいるのが紹介されていた。 要するに京都のパルチザンである。 西部邁 『六十年安保 センチメンタル・ジャーニー』 少し読んだ。 雑談でまた

読書日記(2024.3.15)少年ジャンプ

鳥山明氏の担当編集だった鳥嶋和彦氏のインタビュー動画をみた。 インタビューYouTubeには他…

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読書日記(2024.3.14)ブチハイエナの権力闘争

NHK BSの『ワイルドライフ』という番組で、チーターとブチハイエナの生態を紹介していた。 チ…

読書日記(2024.3.13) 渋江抽斎

学生時代に買った森鴎外の『渋江抽斎』の冒頭を少し読んだ。 森鴎外が古書を買い集めていたら…

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読書日記(2024.3.1) ライエフスキー大各面堡

著者はイギリスのノンフィクション作家。 トルストイの『戦争と平和』の記述に批判的な検証を…

読書日記(2024.2.28) 歳時記

歳時記を読んでいたらいろいろな言葉の由来がわかるので勉強になる。 特に食べ物や、お祭りに…

読書日記(2024.2.28)夜這いの民俗学

積読本だったのをパラパラ読んだ。 著者は、戦前の治安維持法で4年収監された元共産党員。 マ…

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読書日記(2024.2.27) 与那国島の自衛隊配備

テレメンタリー2024「潰された自立~与那国島と自衛隊配備~」をみた。 日本最西端の与那国島に台湾有事に備えて自衛隊のミサイルを配備するという計画が進んでおり、与那国町の議会での町長と議員の質疑応答のシーンが流されていた。 町長は自衛隊の配備は、島のインフラ(港湾や道路など)を一気に整備するチャンスだと思っているが、住民の一部は、島の自立が脅かされ、自分たちの生活圏が自衛隊に侵食されていくという危惧を抱いている。 国際政治に巻き込まれる辺境の町の住民同士の政治闘争が生々