マルチタスクはダメ!絶対!うつ病にもなりかねない脳への悪影響とは
おはようございます。
おかゆーじです。
前回に引き続き
『マルチタスク』について
さらに深堀しています。
マルチタスクが与える悪影響と
シングルタスクで物事を
処理していくための方法を
今回はご紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
前回までの記事をまだ見れていない方は
下記リンクからご覧ください。
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2020年5月30日 投稿
マルチタスクは馬鹿になるからやめなさい--200530--
https://note.com/sb_okayuji/n/n6a9ce64267b7
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マルチタスクは年齢にかかわらず脳に悪影響を及ぼす
タスク切り替えを頻繁に行うほど
記憶力と理解力が低下します。
これは年齢かかわらず起こるもので
子供もこれにより脳に影響を受けてしまいます。
あなたが子供を育てる親なのであれば
必ず『シングルタスク』を覚えさせましょう。
・勉強するときは勉強する
・ゲームするときはゲームする
・本を読むときは本を読む
これにより記憶力や理解力が高い状態を保てるので
将来にも良い影響があり、出世もしやすくなります。
また当然ですが大人も同様です。
マルチタスクを日常化すると
頭が固くなり馬鹿になりボケやすくなります。
・頭良くなりたい
・学んだことを覚えておきたい
・理解力を向上させたい
このようになりたいのであれば
一つのことに集中して順々に消化していきましょう。
マルチタスクで物事が進まない理由
前回もお話ししたように
意識的な努力をしているときは
一つの物事しか処理することができません。
マルチタスクにより
前頭葉の取り合いが起きるので
一つの事にしか集中できない状態になり
『情報の記号化』が阻害されます。
要するに認知能力が低下し
深い学習を阻害され
・内容が入ってこない
・物事が進まない
このような状況に陥ってしまいます。
情報の記号化について
『情報の記号化』という言葉が出てきましたが
これについて詳しくご説明します。
学生時代の試験勉強に取り掛かるとき
数学の数式や歴史の単語などを
試験直前に徹夜で丸暗記したような経験ありませんか?
ですがこの時に学習したことを
恐らくほとんど覚えていないと思います。
「さらっと単語や文字だけ覚える」
これでは脳に定着しないのです。
ですが歴史上の人物の『織田信長』
なぜこれは覚えていられるのでしょうか。
その理由はこの単語に対して
・破天荒な性格
・鳴かないホトトギス殺してしまうヤバいヤツ
・サイコパス
これらのような関連情報や
その人のイメージが付帯していることで
一つの形体として記憶に残ります。
これを『情報の記号化』と言います。
これを普段から定着させるためには
1つのことに集中して物事を観察し
色々な表現で記憶していくことが非常に重要です。
ですが『マルチタスク』により
外部からの刺激により集中力が低下してしまうと
情報が記号化されづらくなるので
『シングルタスク』で集中して
消化できるように環境を整えましょう。
仕事のストレスはマルチタスクが原因
競合する色々な刺激を受けている状況になると
精神状態にも悪影響が及び
かなりのストレスを与えているのです。
自分の好きなことや
好きな仕事をしているときは
ストレスを感じないですよね?
熱中していつのまにか時間が経過してしまいます。
これは一つの事に集中して消化してるので
『シングルタスク』の状態と言えます。
逆に嫌いなことや嫌いな仕事を消化する場合は
気が散ったり集中できなかったり
何かと理由をつけて別のことをやっていたり
気付いたら『マルチタスク』になっています。
実はこれが
仕事に対するストレスの原因と言えます。
要するに嫌なことや嫌な仕事こそ
集中力を発揮して『シングルタスク』で
さっさと終わらせた方がいいです。
ここで大事なことは
・好きなことをするとストレスにならない
・嫌いなことはストレスになる
ではなく
・好きなことはシングルタスクで消化できている
・嫌いなことはマルチタスクになってしまっている
ということを理解しておきましょう。
嫌いな事ほどシングルタスクで消化すべき
マルチタスクで物事を消化していると
コルチゾールというストレスホルモンが分泌されます。
このコルチゾールが慢性的に分泌されると
情報処理能力が低下や血管が老化
また脳が炎症を起こしてしまうのです。
ちなみに脳が炎症することが
うつ病の原因ではないかとも言われれています。
これ以外にもコルチゾールが分泌されると
脳の神経細胞(ニューロン)が
萎縮することがわかっています。
何が起こるかというと
・問題解決力
・感情や衝動を制御する能力
・立ち直るためのレジリエンス
これらが低下することが分かっていますので
物事の好き嫌いにかかわらず
一つずつ集中して消化していくことが大切です。
好きなことならまだ良いですが
嫌いなことを集中して消化していくには
どうすればいいのか?
嫌なことを消化するときは
できる限り手順を細かく決めることが重要です。
その手順通りに消化していくことで
マルチタスクになるリスクを回避できます。
スタート A→B→C→D→E→F 終了
このように事前にステップを作り
ゲームのように消化していけば良いでしょう。
さらに『何をいつやるか』
自身のタイムマネジメントも合わせて行うと
より効果が出てくると思います。
セルフコントロールの重要性
自分で自由に生きられる人というのは
注意力を自由にコントロールできる人のことです。
これができるからこそ
自分の時間を作ることもできるし
仕事でも集中したいことに集中して成功することができます。
つまり自立する力
『セルフコントロール』が
できることが重要と言えます。
哲学者の『エピクテトス』も
このように言っています。
「自律なき者に自由なし」
よく時間を効率的に使おうという発想で
『マルチタスク』になってしまいます。
成功者とは『シングルタスク』を極めた人です。
自分にとって一番能力を発揮できるものに
集中力をぶつけてやり続けることによって
成功者になることができるのです。
ですので今日から
『シングルタスカー』になるためにも
『セルフマネジメント』を徹底的にやりましょう。
まとめ
今回はマルチタスクによる悪影響と
シングルタスクの重要性についてご紹介いたしました。
そして次回と次々回の2回に分けて
『シングルタスク』を実践していくための
より具体的なテクニックを中心にご紹介いたします。
▼次回
・なぜ仕事はつまらなくなるのか
・シングルタスクの具体的な使い方
・万が一脱線してもレールに戻る方法
▼次々回
・こまめに休憩をとることで成果を上げられる
・NTD(Not To Do)リストを活用する
・割り込み仕事はどうやって片付けるか
・余白時間を作り業務効率化
これについてご紹介していきますので
是非チェックしてください。
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