【グルメ】「三澤屋」の高遠そば(ねぎそば)(福島県南会津郡下郷町・大内宿)
まだ雪の残る春先の季節に、福島県は南会津の大内宿を訪問した。
江戸時代に栄えた宿場町で、会津若松市と日光今市を結ぶ重要な拠点だった。現在も茅葺屋根の民家が街道沿いに建ち並ぶ、歴史を感じられる観光スポットだ。
この風景は、日本の原風景ともいえそうで、何とも心落ち着く。未来に残していきたい景観だ。
今日ご紹介したいのは、この大内宿ならではの、ご当地グルメ。
「高遠そば(ねぎそば)」と呼ばれる、お蕎麦だ。
信州高遠藩から会津藩主となって持ち込んだ大根おろしそばということなのだ。ユニークなのは、大きく太い白ネギを箸がわりにして食べる、その食べ方だ。
お邪魔したのは、大内宿入り口に近い、立派な茅葺き屋根のお店、「三澤屋」さん。
いざ、入店。人気店のためか、入り口のエリアで沢山のお客さんが既に待っている。
暫く待って通された席は、なんと、コタツだった! 外が寒かったので、これは嬉しい。おばあちゃんの家に遊びにきたような風情だ。まったりと、落ち着く。
メインのメニューはこちら。今日のお目当ては、この、真ん中の、「高遠そば」! この大きく太い白ネギがドーンと載っている写真をご覧あれ。
こたつに入って暖を取りながら、待っていたら…。
来た! つゆに浸されたそばの上に、たっぷりの大根おろしと鰹節が載っている。そして、見よ、この白ネギの存在感! そして、白ネギがお箸替わりなので、基本的には、お箸が提供されないようだ…!
見様見真似で、ネギを箸代わりに、そばを絡めて食べてみる。
ネギは辛い、けど、このワイルドさ、病みつきになりそう。ボリボリとかじると、当たり前だが、短くなってきた…!
白ネギの辛みが刺激的だが、大根おろしや鰹節のたっぷり入ったつゆとよく合う。大内宿での忘れられない思い出になった。
大内宿を訪問される際には、是非お試しを!
ごちそうさまでした!
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