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駐妻の心得:入るを量りて出ずるを為す

こんにちは
ベトナムホーチミン在住のちり日々です。

先日、とある記事を読んでいたときに
るをかりてずるを
という言葉に出会いました。

調べてみると収入の額を計算し、それに応じた支出を行うという意味の慣用句でした。
会社の会計関係でよく使われるフレーズみたいですね。

そこで今回は、この言葉を私の現状に置き換えて考えてみることにします。

まず、帯同(=海外)生活という環境下でお金の使い方が変化しました。

食事は、自炊中心から外食・デリバリー中心へ
移動手段は、徒歩・電車・自転車から自動車へ
旅行の回数も増えました。
こどものベビーシッター代もあります。

その結果、日本で暮らしているときより支出が増えました

また、駐妻になり(共働き→方働き)お財布事情も変化しました。

我が家の場合は、世帯全体の収入が減りました。

各家庭によって状況は異なると思いますが、家計簿の内容はガラッと変わる家庭が多いのではないかな?と思います。

※収支の増減が海外生活の全てではなく、住まい・医療・教育などの環境を総合的にみる必要があるため、家計簿の内容だけで日本にいるときとの暮らしぶりは単純比較できないないことを留意されたい。


駐妻としての帯同生活は、駐在員として奮闘すパートナーをサポートしながら、生活様式/人間関係 etc…全てにおいてゼロベースで模索しながら進めていく必要があり、情報収集が欠かせません。

そして、その収集作業で多方面に影響を受けたり、海外にいる非日常感、限られた期間で何か成し遂げたいという欲求から、
何を買いたい/したい・どこに行きたい…と散財する機会に際限なく恵まれます。


そんな中で

【支出→収入の思考の流れ】

〇〇をしたい・〇〇に行きたい!
→働いてないからお金を使うことに罪悪感あるし、以前より使えるお金が少ないな…

と欲求不満になるよりも

【収入→支出の思考の流れ】

(パートナーと家計を擦り合わせて)よし!これだけお金が使えるぞ!
→そしたら〇〇ができるし、〇〇にも行ける!

と思える方がいいですよね。
(まさに発想の転換!)



【入るを量はかりて出いずるを為す】

支出がこれだけかかるからお金が足りないというのではなく、入ってくるお金の中でどうやりくりするかを決めていくことが大切だよ!

私の解釈

この言葉は会社に限らず、家計にも当てはまることなのではないのではないのでしょうか。
自戒を込めて、私自身の駐妻の心得としたいと思います。


最後までお付き合いいただきありがとうございます。
それではまた

ちり日々


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