自分の弱さを否定して、なかったことにして、気合いで乗り切るの、やーめた。
憧れの人は「風の谷のナウシカ」でした。
しんどい
疲れた
もう無理
逃げたい
消えたい
そういうネガティブ感情を押し殺して、心の中にため込んで無理してても自分で気づかない、みたいな生き方を35歳くらいまでしていました。
そういう自分が嫌いじゃなかったし、それでいいと思っていたし、いつも「強い」「元気な」自分でいたかったのですよね。
憧れの人は「風の谷のナウシカ」で、ああいう強くてしなやかで包み込むような人になりたいと思っていました。
たけど、もうその憧れは手放しました。
だんだん気づいたんです。
私が鬱に苦しむ裏には、そういう「自分の弱さを否定して、なかったことにして、気合で乗り切ろうとする自分の在り方」があるのだなぁ~と。
もうナウシカ目指すのやーめた。
つい先日、40歳になって。この本に出会いました。
これまで気づいてきたこと、経験したことに加えて、この本からの学びもあって、今は弱さの情報公開を日々心掛けています。
周囲の人も弱さを見せやすい環境をつくろうと模索中です。
なんていうか、弱さが見えると安心します。
ああ、この人はこういう気持ちでがんばってきて、でも今は力尽きてて、頑張れない時なのか。とわかると、「なんでもっと頑張らへんねん、私はこんなに頑張ってるのに」みたいな怒りもどっかに成仏していくし。
今しんどいの、って言ってもらえたら「あーそうやったんや。じゃあ、どうやったらお休みできるか相談しよか」って言いやすいし。
みたいなことを思いながら、自分は夏バテ気味なので今日はゆっくり家で仕事をしています。
40歳は、弱さ全開でいきま~す。
正直、自分が40歳になったなんて、なんか信じられない。おばさんって感じの年齢(笑)。けど現実。不思議な感じです。39年間は、器用で要領よく振る舞っているような半面と、不器用で壊れやすくて、でも強がって無理してる半面と。両方併せ持って生きてきたような気がします。
ちょっと頑張りすぎてきたかなーと思うので、40歳からの日々は、弱さ全開で生きたいです。
今までで一番リラックスした状態で。
いちばん肩ひじ張ってない、流れるように、でも出会う人たちと刺激しあいながら成長させ合いながら楽しくやっていけるような、柔軟な人でありたいです。
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