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《14行詩》そうしてまた
そうしてまた
千切れた続きが戻ってくる
通れない語り、想い、ひととき
瞳に当て嵌めていけば
疾うに失った道が
息を吹き返して 視界を背に
転がり出ていく
彷徨いには悪酔いの痕
千切れても 逆らわずに生える
命でもない
選ばれた終わりを巡る
くるくると土になりかわる
根にらしさがこもる
彷徨うさま夢へと浚う
2022年1月27日-2022年2月1日
14行詩
この詩を書いたあとに起きたこと
《リメリック》境界 訪うた洋傘
境界 訪うた洋傘 用は封じ手
蝶舞い 降雨桃源 抱負通じて
拾遺が 凍る冷雨だ
愁眉は 疾うに敬具だ
氷解 覆う風化よ どうか応じて
2023年2月11日 - 2023年2月16日
https://x.com/sAyAubAde/status/1626244373838172160
詩の形式: リメリック (Wikipedia)
韻脚: ダクテュロス (Wikipedia)
文字通りに読
《詩: サッポー詩体》噫と懊悩
ー: 長音
U: 短音
×: どっちでもいい
文字数:7、5、7
ーUー× ーUUー Uー×
噫と懊悩 数奇な今日 孤城に
同意窮す 零時のショー 無情で
ノーは幽閉 もう感情 不浄に
ーUUー×
壮月弄す
こういう区切り方もある、と紹介されていた書き方
X: 2023年2月28日
ーUー× ーUU ーUー×
数奇懊悩 拍子に 抗す早計
窮す同意 調子は
《詩》睡魔へと言葉を
睡魔へと言葉を合わせた
そんな日は集まりたがり
夜ふかしも夏も剥がれて
暦へと澄ました顔が
指をさし冬を見せます
落ちていく目蓋はきっと
続いてく明日に押され
閉ざされたその繋ぎ目は
本日は誰かの話
運べない記憶がひとつ
またひとつ眼差しになる
思い出も私とだけの
過ごすのも私とだけの
誰からも離れた日々を
進めてく勝手な時間
明日から持ち出すように
問いかけに答えを賭けて
またそっと心が重い
バ
《詩: アナクレオン体》そのうちみんな
そのうちみんな
代わりも他も
占う為に
散る花になる
そして彩る
時計の針に
そしたらやっと
この花束の
内緒話
キミにあふれて
もっとちゃんと
この毎日の
思い出話
ボクも居れそう
2023年11月29日
読み方
占う為に散る花になる
そして、彩る時計の針に
アナクレオン体に似合う内容を私なりに書こうとしましたが、
私は失敗したのだと思います。
書いた当時の私を、私はもう忘れてしまったよ
《詩: cobla》
cobla のretrogradadas というかたちを、
こんな感じかな?と考えながら書いてみました。
コブラ (詩) - Wikipedia
詩まだ非公開です。公開日は未定です。
詩を書いていた時の記録被害妄想の詳細
《詩: serventese》見覚えのある
見覚えのあることばかり
それでもまるで言いがかり
いつもなんでか言いたがり
拭えない
出来れば何も知らせない
伝えそびれて仕方ない
ここではもう知りたくない
感情
出来ないだらけの異常
間違いの独壇場
それでも居たい心情
増えるかな
2024年6月22日 - 6月23日
1行: 7文字 + 5文字
各節の4行目は5文字で、次の節の押韻をする
serventese を知ったのはイタリア語の
《詩: serventese》指し示す
serventese duato
指し示す 場を失う針
進んでは 置き換える恋
巡ろうと 閉じてく心
穏やかな 日を知る音色
口癖に したくはなくて
それよりも 言えなくなって
そこにいる あなたに困る
つなぐ間は でも止まってる
言葉への 声の込め方
想えたら ただ溶け込めた?
眼差しに 滲む私の
他人事を 語る傷跡
忘れゆく その道連れに
自虐に 沿う行き止まり
2024年7月