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セミナー開講

昨日、サロンカウンセラー育成プログラムの
第5回目を開催。

大きな会場、集団での開催ができないので
事務所に少人数で集まっていただき
セミナーを3回のクラスに分けて開催した。

本来ならセミナー中に
いろいろな人とディスカッションをすることで
様々な気づきがあると思うのだが
少人数で集まることも良いなと思った。

2時間の時間の中、
目の前の人とじっくり向き合う時間は
とても深い時間になり、

集団のでのワークには
様々な価値観を知る広い視野が生まれ

個別のワークには
相手の価値観を追求する深さが生まれるんだ

と強く実感した。

私自身、通常なら大勢の中の一人として
限られた時間と見れる範囲の中で
受講生の皆さんを指導するのに

今回のように少人数だと
一人一人の成長を目の前で見ることができて

一人一人の目を見て話すことができて
とても新鮮で発見が多かった。

コロナの影響でセミナーの
在り方、開催の方法を
試行錯誤することは大変で

サロンカウンセラープログラム
2期生の第5回目は
本当なら5月に開催予定のものが
キャンセルや延期ばかりで9月に開催になり

2期生は6月に「修了式」を迎えるはずなのに
講座が伸び続けているので

修了式へは、なかなかたどり着かず
今も共に学び続けている。

本来なら半年で終わるプログラムが
9か月間を超えようとしていて
受講生の皆さんに申し訳ないと思っていたが、

今回、セミナーで受講生を観ていたら
2期生として勉強し続けている姿勢や

開講できないときにも
受講生の皆さまは
セミナーを意識し
現場で取り組み
切磋琢磨してくれていること

そして、何より自分自身に
とても目を向けてくれていることが分かった。

人生で一番長く付き合う「自分」を
どうコントロールするのか?

心理学の学びを通して
自分に目を向けている受講生の姿に
成長をとても感じ頼もしく思いました。

最初のころは、
まず傾聴に対するトレーニングが
非常に難しく「話を聴く」ことの難しさ、
奥深さに悩み
壁にぶつかっている人が多かった。

受講生の皆さんは、
会社では「指導者」の立場であり
部下の話を聴いているうちに、どうしたらいいか?
指導法を思いついてしまう。

指導することと
傾聴の違いに戸惑っていたし
講師として、どうやって
その引き出しを増やしてあげられるか?
大きな課題だった。

教えてしまうことによって
本人の気づきを奪ってしまうこともある。

人から与えられること
教えてもらうことが
大事なタイミングもあるが
自分で頑張って手に入れたものは
記憶に刻まれる。

簡単に教えてあげることが優しさではなく
本人が気づくまで待ち
気づけるようなサポートをしていく。

ここには相手の鏡になりながら

「共感」「質問」等の
気づきに効果的なスキルが必要となってくる。

頭では理解できても
現場に戻るといつもの癖が出てしまう。

最初の壁は、本当に大きかったが
今回5回の回数を重ねた皆さんは
本当に「待つ」ことができるようになり

「指導」より「支援」

相手に寄り添い、相手を受容し認め
誉めてあげることもできていた。

現場でたくさんのつらい経験や
苦しい体験をしてきた人たちが

その経験を活かしながら技術を手に入れ
自分の大切な人のために力をつけている姿。

想いは必ず身を結ぶ。

次回は、修了式を迎える。

サロンカウンセラープログラムの中での学びを
自社の大切な人のために活かしてくれる皆さんが
育ってくれたこと本当に誇りに思う。

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