心理カウンセラー 奥園 清香

◆心理カウンセラー ◆ドゥカウンセリングセンター 代表 http://docounseling.com/ ◆一般社団法人サロンカウンセラー協会 代表理事 https://s-counselor.com/ ◆一般社団法人 リボネット 理事 ◆著書「もう“人”で悩まない」女性モード

心理カウンセラー 奥園 清香

◆心理カウンセラー ◆ドゥカウンセリングセンター 代表 http://docounseling.com/ ◆一般社団法人サロンカウンセラー協会 代表理事 https://s-counselor.com/ ◆一般社団法人 リボネット 理事 ◆著書「もう“人”で悩まない」女性モード

マガジン

  • 心理カウンセラーとして想うこと

    心理カウンセラーとしてカウンセリングルームで クライエントさんの大切な人生に触れながら お悩みやご相談をお聴きしています。 カウンセリングルームでクライエントさんと 向き合いながら、日々、感じることを お伝えしたいと思います。

  • セミナー講師として伝えたいこと

    日々、心理カウンセラーとして「心理学・コミュニケーション技術」を お伝えしています。セミナーに参加された方が、会場にいらした時よりも帰られる時に、少しでも元気になっていてほしいとエネルギーを送り続けています。お伝えするセミナーが、皆さまの気づきやお役に立てたらに幸いです。

最近の記事

安全運転をしているのに 毎日 交通事故に遭っているようだ

自分は、安全運転をしているのに 毎日、交通事故に遭っているようだ この言葉は、経営者の方とお話している時に 経営者の方が本音で話してくれた時 たとえ話として話してくださった。 その経営者からお聴きした言葉 とても心に残っている。 『自分は経営者として日々奮闘している。 「経営すること」って 毎日、道路を安全運転で走行しているのに 想像もしていないことが起こったり トラブルが舞い込んできて毎日事故に遭っている気分。 自分は安全運転で走行してるのにだよ? 昨日のトラブル

    • 新しいカウンセリングの「カタチ」

      コロナの影響があり 昨年の今頃は想像もしていなかった カウンセリングの“カタチ”が 当たり前のようになってきた。 1番大きなこと・・・ カウンセリングをzoomでするということ。 2020年の春頃は、 zoomでカウンセリングをするなんて クライエントさんの空気感もわからないし 感情の揺れる瞬間も感じ取れないと 私は、思っていた。 そんな言い訳やこだわりを 言ってはいられない状況になり 今は、当たり前に zoomでのカウンセリングができるようになった。 クライエン

      • 戻ってこないで欲しい

        年末に、中学生の時にカウンセリングに 通ってくれていたAさんが 「奥園清香」という名前を検索して 事務所に電話をくれた。 Aさんの人生にカウンセリングが 与えた影響なんて、 私とのカウンセリングルームでの時間なんて、 Aさんの人生の中のほんの一瞬のことだったと思う。 でも、あのカウンセリングで 夢を諦めず、進んだ時間の中で 出逢えた人も、進路も 未来も全て変わったんだと思うと Aさんが、夢を叶えてくれていたことに 感情が込み上げてきた。 カウンセラーをやり続けていて

        • パートナーを大事にして欲しい

          コロナの影響で生活スタイルが変わるだけでなく 人間関係にも大きな影響を与えていると思うことが 多く起こり始めていると感じています。 マスコミ等でも「コロナ離婚」という言葉が 多く報道されたように カウンセリングルームでも パートナーとの別れを決断する状況に 追い込まれることも多かったのは事実です。 日本語が難しいのだけれど 「別れを決断する状況に追い込まれた」のではなく もしかしたら 「今まで別れる決断を先延ばしにしていたが 考える時間ができた」 のかもしれないとも、

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        • 心理カウンセラーとして想うこと
          34本
        • セミナー講師として伝えたいこと
          29本

        記事

          身体の距離と心の距離

          コロナの影響があり 通年なら定期的にお会いしていた方や 打ち合わせをしていた方と 久しくお会いしていない時間が流れ 思い返してみると 春・3月頃からお会いしていなかったな・・・と。 最近、いろいろとイベントを企画したり 来年に向けての教育カリュキュラム等 作成のタイミングになってきたので いろいろな人が事務所を訪ねてきてくださいます。 皆さまとお話していると 共通の想いがあることを感じています。 コロナの影響で、お互いの価値観を 「共有していく」ことの難しさを話してみ

          身体の距離と心の距離

          これから・・・

          2020年なかなか開催できなかった サロンカウンセラー協会のセミナーを オンラインにて開催することを決定しました。 今週、ご無沙汰ばかりの皆さまへ 「セミナーを開催します」とご連絡し 失礼を承知の上で・・・ セミナー案内の内容をメールやLINEなどで ご連絡する・・・。 本当に、久しぶりの連絡なのに、 皆さま、快く、ご案内やご紹介頂き 「参加します」ともお返事いただけて 本当に有難く思っています。 オンラインでのセミナーを 開催することをお伝えすると すでにオンライ

          「言葉を磨く」新しい概念

          「立場が人を変える」 組織において役職をつけることで 同じ人物なのに仕事に対する姿勢や 心構えが変わっていく。 責任感が出て周りを見る力がついてくる。 だから、役職をつけてあげたほうがいい。 人は、立場が変わると必ず成長できるから。 新しい自分になれるから。 経営者の方から、そんなお話しを聴いた。 その後・・・ 別の日に ”スピーチ”を聴いた。 「私がモットーにしていることは 自分が、今いる場所、生きている場所 今、出逢っている人たちの この瞬間を大事に生きるこ

          「言葉を磨く」新しい概念

          ネットワークを介した言葉のコミュニケーション

          最近、相手からの言葉によって 大きく傷ついたり 苦しんでいる人が多いと感じます。 どうしてこんなに傷つけ合ってしまうのか? いろいろな人と話をしていた時間が奪われ 友人と集まっていた場所に行けなくなり 気分転換だった旅行や食事に行けなくて 心の中に溜まっている膿を 出す場所が見つからず 感情における自己コントロールが 難しくなっているように思います。 SNSに投稿すること(Twitterなどは) ”ストレス解消”のつもりで発することもある「言葉」 その言葉は、とても

          ネットワークを介した言葉のコミュニケーション

          想いを共に届けられる仲間へ

          今週は、セミナー講師が続いていて セミナーに向けての原稿を書くことに 毎日、明け暮れていた。 私は、セミナーを作り込む際に 事前にセミナーを企画される方や担当者の方、 会社であれば経営者の方に ヒアリングをさせて頂き セミナーに求める「最終ゴール」や 「手に入れたい成果」 現状の「課題」や「問題点」をお聴きする。 ヒアリングをする理由は セミナーを受講される方が 「何となく良かった」ではなく 今の自分に 「ピッタリの内容だった!」と感じて頂き、 一つでも多くの気づきを

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          問題の本質に気づく

          落ち込んだ表情で打ち明けられた言葉。 “ゲーム課金やめられない” 自分のことが本当にイヤになる。 自分の弱さがイヤになる。 なぜ、ゲームをするんだろう? コロナの自粛で、もともと大好きだった 買い物に行けなくなった。 買い物でストレス解消していたのに お金を使わなくなって その買い物していた分くらいなら カードで課金してもいいか。 と最初は思ってゲームを始めていた。 でも、課金は止まらず 買い物なら、買ったものが残るのに ゲームの課金は、ただただ、口座から お

          休職からの復帰・同じことを繰り返さない

          精神的に状態を崩し 数か月間、仕事をずっと休んでいたAさん。 Aさんを支える家族も 心配や不安は尽きなかったし 家族の気持ちは 「Aさんが体調を崩していたのに、 精神的に追い込まれていたのに、 会社は、気づいてくれなかった 気づいていたけど見ないふりをした」 こんな風に思っているので 家族は会社に対しての 不信感や不満もとても大きくなっていた。 そんな風に職場環境に対して 大きな被害者意識を持っていること 家族間でも、様々な意見が出始め、 カウンセリングを続ける中で

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          「思い込み」から抜け出せない

          一つの思い込みにとらわれると 抜け出せなくなることがある。 思い込みは長い年月をかけて 蓄積されて、それが真実だったかのように 心の中を占領していく。 心を支配されると ポジティブな感情は持ちにくくなる。 そんな負の連鎖を解く瞬間に 立ち合うことができた。 会社の中で重要なポジョンに就き 本来なら羨ましがられる存在なのに 苦しい心から抜け出せないAさんと 向かい合う時間をもらった。 Aさんは、会社の中で「肩書」がつき プレーヤーとして自分の売上だけを 上げることを目

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          気づきを「行動」に変える

          「依存している自分について」 やめなくてはと思っていることがやめられない。 カウンセリングルームには やめたいと思うことが やめられないという相談は多い。 例えば、 お酒がやめられない 買い物がやめられない 薬がやめられない ゲームがやめられない 本当に「やめられない」悩みは様々で 苦しいのは「やめられない自分」を 自分の大事な人に自己開示できず 一人で苦しんでいるケースが多いことだ。 自分で”依存症”だと思い やめたいことを”やめれない自分”を責めて 責め続ければ、

          気づきを「行動」に変える

          嬉しいこと

          職場の人間関係でとても悩んでいた 新人スタッフ 食べれない・寝れない状態で 出逢った時は入社して3ヶ月目。 入社してから体重は6㎏も減っていた。 こんなに痩せてしまっては 体力的にもきついし ポジティブな思考で物事を 考えられなくなることは当たり前。 長い時間をかけてカウンセリングを行い まずは、食べれるようになること 眠れるようになること 生きていく上で大切な基盤や 生活のベースを取り戻すことから カウンセリングをスタートした。 固形物を摂取すると 吐き気があった

          やったことないことは「できない」愛情の連鎖

          先日、美容室で働く幹部の方(Aさん)が ”人を育てる育て方が分からない” ”愛情のかけ方もわからない” ”新人が「できない」という「できない気持ち」もわからない” とカウンセリングルームに相談にみえた。 自分は、厳しい環境で育ったから 後輩を誉めることができない。 自分は、挫折もなく 人生を生きてきたから できない人の気持ちがわからない。 こんなとき、私は本人はそう話していても 本人の過去の中にある 誰かに”何かを与えてもらった体験”や ”ロールモデルになりそうな人物

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          社会に出てからが「コミュニケーション教育」のスタート

          好きの反対は? 「好き」の反対は「嫌い」だと 学校では教えられますが 心理学的には 好きの反対は、嫌いではなく 「無関心」です。 私たちは、日々すれ違う人のことを 覚えてはいない。 溢れる情報の中で興味のないことは 記憶には、とどまらない。 それは「無関心」だからです。 関心を持つ必要がないからです。 「嫌い」って感情は 非常に「好き」に近しい感情だと思いますし 「嫌い」だった人を「好き」になる 可能性は非常に高いと思ってます。 ちょっと、話がそれますが セミナー講師

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