幸福の七か条
先日、取材を受けた席の中で
とても違和感を感じる質問をされた。
「先生の競合は誰ですか?」
この質問は・・・
ライバルは誰か?
敵は誰か?
同じようなことをやっている人は誰か?
こんなことを表す質問なんだろうか?
最近、よく打合せの相手に聞かれる。
何となく違和感を感じていたけれど
あることをキッカケに明確に解った。
よくビジネス書にも
「ライバルを知るコト」について
書かれていることがある。
ライバルや敵を創ることは
そんなに大事だろうか?
自分の想いや志を伝えるために
他者との比較や他社よりも優れていることを
アピールすることはそんなに重要だろうか?
「先生の競合は誰ですか?」
の質問者の問いに対して
私のこたえは
「そんなことは考えたことないし
競合はいないと思う。私は私なんで・・・。」
この答えが相手にどう届くのかはわからない。
「そこを考えろよ」と
相手の方は、思われるのかもしれない。
でも、その事を考える必要は私はないと思う。
私を選んでくださる方は
誰かと比べて私が良いと思ったのではなく
私が良いと思って
選んでくださっているのではないかと思う。
もし誰かと比較してなら
その比較対象は、ただのその人の価値観だと思う。
↓この件に関しては下記でも書いた
https://note.com/sayakaokuzono/n/n398a949cda56
隣のお店がやっていないことを探すより
「自分のお店がお客様に届けたい」と思う
サービスを取り入れればいい。
隣のお店がやったからと言って
自分のお店がやる必要はないように思う。
(⇨ 自論だが)
選ぶのは相手だと思う。
そんなことをいろいろと考えていたら・・・
偶然、聴講した西田先生の講演会の中で
まさに必然と思う言葉をいただけた。
尊敬する西田先生が
水木しげるさんのお話をされていた。
お話しを聴いて
自分の違和感がわかった!
水木しげるさんの言葉
【幸福の7か条】
① 成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。
② しないではいられないことをし続けなさい。
③ 他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追求すべし。
④ 好きの力を信じる
⑤ 才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ
⑥ 怠け者になりなさい
⑦ 目に見えない世界を信じる
西田先生のお話を聴いて
③他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追求すべし。
こういう想いで生きてきたなぁ・・・と思った。
違和感を感じたのは、
他人との比較や他人より勝っているところを
考えないで生きてきたんだってこと。
カウンセリングの中でも
クライエントさんに他者との比較や
相手より勝っているという考え方をして
苦しくなっている人には
それが、非論理的信念であると伝えてきた。
非論理的信念は思い込みで
事実ではなくて、その信念によって
自分や周りを不幸にする考え方だと伝えてきた。
周りを気にせず
自分の大切な人と大切な時間を
過ごしてこれる人生を歩ませていただけたから
今、幸せを感じるし、
その価値観とは違う質問をされたから
違和感を感じたんだと。
②「しないではいられないことを続けなさい」
私自身、幸せなことに
「カウンセリング」も「セミナー講師」も
『しないではいられないこと』
常にセミナーの原稿のことを考えたり
セミナーの前日に
何度も何度も原稿書きなおして
朝方になってしまい
”何やってんだろう?”と
想いながらも「好き」で
「しないではいられない」ほど
夢中になるから
やり続けてこれたと思う。
今、仕事に思い悩む方がいた時
【幸福の7か条】①〜④
① 成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。
② しないではいられないことをし続けなさい。
③ 他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追求すべし。
④ 好きの力を信じる
特に、①~④が大切なように私は思う
幸福の7か条は、とても深いと思う。
幸福の7か条、私自身も
すべてができているわけではないけれど
そう思える条項を生きているから
幸せなんだって思えた。
そして、これから
幸福の7か条のように生きたいし
カウンセラーとして
大切な方々が
幸福の7か条のように
生きていけるサポートがしたいと思う。