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測るだけダイエット 10年目

意識せずにずっとやり続けている習慣がいくつかある。


‘測るだけダイエット’もそのひとつだ。

朝晩、洗面所に置いてある体重計に乗って、スマホのアプリに記録するだけ。
すると、折線グラフで表示される仕組みだ。

それを阿呆のように続けている。

いつの間にやら10年目

続けているつもりはなかった。
でも、結構続いているような気がするなあ…
3年?いや5年はやってるよな?
と思い、折線グラフをスクロールして遡ってみた。
最初の記録が2012年4月5日。
10年前だ。

測るだけダイエットスタート!

身長162cm  体重53.3kg
目標体重は48kg に設定している。
妊娠期間を除いて最悪のデブ期で、
このまま更年期に突入すれば、
どんどん体重が増えていく恐れがあったのだろう。

ダイエットせねば!

でも食べる量を減らしたり、
運動をするとかは無理。
測るだけでもダイエットになると、
どこかで聞いて始めたのだと思う。

身長162cm
これは小6から変わっていない。
それなのに体重は折線グラフが描けるほど、朝晩でも違うし、1週間、1ヶ月、半年で全然違う。
変化するのが面白いからずっと続けて記録できているのだろう。

いくつかの気づき


そう言えば、
ところどころで気づきがあった。

①夜の外食は次の日にリセットする

夜に外食をすると、
その夜と次の日の朝の体重は、
前日のそれより確実に増える。
朝体重が増えていると、自然とその日1日は食事に気をつける。
すると、早ければその日の夜の計測では、
前々日の夜の体重に戻る。

もしこれが、
朝に体重を測っていなければ、
その日も好きに食べて、増えてしまった体重はなかなか戻らないだろう。

②外食でも痩せる外食があった!

お肉だ。焼肉やステーキだ。
しかもなぜか上等のお肉。
私はお肉を食べるとすごくしんどくなる。
お肉は好きだが、食べると血液が消化に費やされるのか、貧血の時のようにぼーっとなって、体力が消耗され、しんどくなる。
結果、次の日の体重が落ちる。
ではお肉ばかり食べたら痩せるのかもしれないが、同じ物を食べ続けるのは嫌なのでやらない。
‘測るだけダイエット“はするが、
‘お肉だけダイエット’はやらない。


あと、好きな和食屋さんがあって、
そこの上等の懐石料理を夕食に頂くと、
こちらは即効性があって、その夜には体重が落ちている。
そこのお料理は旬の食材に隠し味として山椒、生姜やみょうがなど、薬味が効いていて本当に美味しい。

美味しくて痩せる。

これは素晴らしいのだが、高いので滅多に行けない。
このダイエットは残念ながら続けられない。

「無理なダイエットはリバウンドする」は本当だった

折線グラフを辿っていくと、
2014年と2016年に目標体重辺りまで急激に落ち込み、その後数ヶ月かけて見事にリバウンドしている時期を見つけた。

2014年
2016年


3日間断食をして、その後1ヶ月食養生すれば、その後はもう2度と太らない。
というダイエットだったと思う。

効果は的面。
見事に体重は落ちる。
しかし、その後は2度と太らない。
は嘘だった。

半年かけて元の体重に戻っている。

2回トライしているのは、
たぶん1回目のダイエットの後に、バカ喰いしてしまったせいかも。と思い、
普通に食べてたら大丈夫なのでは、とほのかな期待を抱いてもう一度トライしたのだと思う。
でも、結果は同じだ。

そして転機が訪れる


その後は劇的に減るでもなく、
増えるでもなく、
ただただ計測が続く。

しかしながら、記録すると言うのはえらいもので、初めの53.3kgをこの10年間で大きく超えたことはない。

去年の暮れに‘ほぼ定年退職‘し、
1月からは自由人になった。
自由人になったら規則正しい生活が叶った。

決まった時間に起きて、ジャッキーの散歩に行き、
ごはんを食べていくつかの体操をする。
おやつも食べる。
夜も決まった時間にごはんを食べておふろに入って寝る。
たまに友達と外食もする。

そんな生活を続けているだけなのに、どうだろう!

2022年1月〜5月

5ヶ月かけて、ゆっくりと体重が落ち、
目標体重に限りなく近づいてきた。
あの断食ダイエットの時を除いて、ここまで目標体重に近づいたことはこれまで一度もない。
もはや48kgってなんやねん?
とまで思っていたのに、
目の前に近づいてきた。

ここで変なダイエット法に手を出すと、きっとまたリバウンドするに違いない。
焦らずはやらず、
これまでどおり測るだけダイエットを続けて、目標を達成するどー!
とはやっているではないか。


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