白黒思考な私について
突然ですが…
私は白黒思考です。
ちなみに白黒思考とは、
(以下、下記URLサイトの文章の一部を引用した物)
完璧主義が直せない私の特徴と悩み。それと告白。
私は昔から完璧主義な所があります。
自分が
「コレが良い!」
「コレはこうでなくてはならない!」
と言う独自のこだわりが強く、
それが原因で周りを困らせたり、自分自身が苦しくなる時が多々あります。
例えば、
・仕事上の書類や数字、名前などは間違っていないか、データと合っているかを自分が納得するまで確認を繰り返す。
→納得が出来ないとダメ(黒)!
⇒一つの作業に時間がかかる。
これは仕事以外でも漫画、イラスト、動画制作でも起こりうる。
線の太さ、台詞回し、動画が切り替わるタイミング、全てがちょっとでも狂うと直さずにはいられない。
というより「直さないといけない!」と思ってしまう。
・映画やアニメ、動画などでセリフや字幕が聞き取れない、見逃すと巻き戻す。
→聞き/見逃したら それが気になって仕方ない。
もしかしたらストーリーに重要なことかも知れないから絶対聞き/見逃しちゃいけない!(黒)
⇒聞き/見逃しても特に支障はない。
・綺麗にまとまっていない、あるべき物がそこにない、揃っていないと直さずにはいられないし、破れや汚れなども許せない。
→綺麗にしなきゃ!ゴチャゴチャしてたり綺麗じゃなかったらダメ!(黒)
⇒直すのに時間をかけすぎる。
他にもゲームソフトなどは箱が綺麗で説明書や おまけ が全部付いている物でないと買わない。
ちょっとした破れ、凹み、箱や説明書がないのは絶対に避けたいから探すのに時間を費やす。
・ニュースなどで芸能人の不倫や逮捕されるのを見ると、その人に「裏切られた」という感じがして、その人が関わったアニメや映画を見ることを躊躇う。
→良い作品だけど、○○が出てる。○○は不倫/問題を起こした。不倫/問題を起こすのは悪いこと。絶対に許されない!だから見たくない!(黒)
⇒映画業界やアニメ業界、またはその人が関わった作品に対してネガティブな印象を受ける。
加えて これは白黒思考とは少し違うが 私は、
被害者側(「裏切られた」)
の気持ちだけでなく、
加害者側(「みんなを裏切ってしまった」)
の気持ちにもなってしまう。
それにより自分がした訳でもないのに
「あんなことをしてしまった」、
「どう責任を取ればいいんだ」
と申し訳ない気持ちになるのだ。
・その他、今 悩んでいること。
私は過去に同人誌を描いていたのだが、その際ポーズの参考にネット上で他の作品の画像を探して それを元に描いていた。
しかし最近、
「模写やトレースした物をSNSやpixivなどにアップするのは著作権侵害になりうる」
というサイトを見て、
「もしかしたら自分も著作権を侵害してしまっているのでは?」
「作品を非公開にすべきでは?」
と不安になってしまう。
→模写やトレースは著作権侵害!絶対にいけない!自分は犯罪者だ!(黒)
⇒しかしネット上では、
「販売や自分が描いたと嘘をつかなければ、著作権侵害にはならない」
「トレパク(トレース&パクリ=盗作)だからアウト」
と様々な意見があり、
「どっちかハッキリしてくれ!」となってしまう。
これも先述した白黒思考の特徴である、
「中間、曖昧な選択肢よりも、白か黒どちらかの考えしかない」
に似ている。
白黒思考を捨てたい…
私は以前、
精神科医の亀井士郎氏と強迫症治療の第一人者である松永寿人氏の共著、『強迫症を治す』という本を読んだ。
本の中で、筆者の一人である亀井氏が強迫症に苦しみ、松永氏の治療を経て回復、そして自身が経験した強迫症の症状や治療法を紹介している。
その中で白黒思考(本書内では「二分思考」と言う名称)についても紹介している。
(※以下、本書内容を自分なり参考・引用・要約した物)
二分思考は「0か100」もしくは「白か黒」と「完璧」や「絶対」を追求し、「たぶん」とか「ほとんど」といったグレーな表現を認めない思考。
この二分思考へと対策について亀井氏は、
「完璧や絶対は存在しない」
「曖昧でグレーな世界を受け入れる練習が必要だ」
と書いている。
私もこの亀井氏の言葉は深く心に刺さったが、いざやって見るとやはり難しく今も悩まされているのが現実である。
まとめ
今回の記事は、最初は自分の今の悩み(同人誌の件)を誰かに打ち明けたくて書こうと思った。
しかしそれと同時に、
「自分はこういう人間で、こういう特徴がある」
ということも知って欲しいと感じて、かなり個人的な部分にまで踏み込んで行ったと思う。
この記事を読んで、
「自分も似たような所がある」
「自分と同じように悩んでいる人がいるんだ」
と感じたり、アドバイスや共感のコメントを送って下さると幸いです。
以上、白黒思考な私についての記事でした。
読んでくださり、ありがとうございます。
参考・参照・引用元
↑白黒思考に関する説明が載っているサイト。念のため再掲。
↑先程も紹介した本。こちらも再掲。