単気筒と眠る

　秋旅の空気が流れています。
　離島から羨望の目ですケド。
　離島暮らしも慣れては来ましたが。
　全周で30㎞に満たない生活圏です。
　筑波サーキットの内側が実生活の全てになるのです。
　これはあれだね。
　「機動戦士ガンダム」のスペースコロニーとか、「シドニアの騎士」の母艦の内部空間と大差がない気がします。なるほどあんな閉塞空間で育った人間に、宇宙空間を体感できる能力がつくのが判る気がします。
　逼塞したなかでも創造力で駆け巡っています。

　旅に病で夢は枯野をかけ廻る

　松尾芭蕉の生前最期の句とのことです。
　胸に沁みますねえ。

　さて、このシリーズが活況なもので、連日の量産を頑張っています。
　作中の女性とは違い、私は単気筒派でございます。二気筒は所有したことがありません。
　暫くはキャリアを外して、まぁるいお尻を愉しんでいました。ですがそろそろ大荷物を積む予定でワクワクしています。
　来週後半にはtouringにでかけます。
　また距離を刻んでいくのが愉しみ。