マルチタスクの蟻地獄
今日も、「すぐやる人・やれない人の習慣」
という書籍の50項目のうちの1つを紹介します。
今回の記事で6つ目の紹介となりますが、
順番はランダムなのでご了承下さいm(__)m
今日の見出しは、
「すぐやる人は優先順位で仕事を進め、
やれない人はマルチタスクでパンク寸前。」
たくさんの仕事を抱えてしまって、
1つのタスクをこなしている途中でさえ
他のいろいろなことが気になって、複数のことを
同時進行で進めてしまっていませんか?
英語の勉強をしているけど、
数学の勉強もしなきゃ、、と思いながら
結局、両方とも中途半端になってしまっていた。
僕はそんな記憶ばかりです。
中途半端になると、また不安が増大していく。。。。
こんな負のスパイラルに陥ってしまうと、
実際に抱えている仕事量よりも、
やらなければならないことに追われている…
そんな気分になっていることだと思います。
スタンフォード大学の研究結果からも
重度の’マルチタスク作業者はパフォーマンスが低下する
という事がわかっています。
「やれない人」は、やれていない状況を整理しないままに
気合と根性でなんとか乗り切ろうと、張り切ってしまいます
が、パンク寸前。それでも根拠のない自信でお仕切ります。
先日の記事でも紹介しましたが、
多すぎる選択肢は人を疲れさせ、集中力や決断力を奪います
すべてのことが中途半端になってしまうと
良い成果が出せず、せっかくの頑張りも無駄になってしまいます。
「すぐやる」習慣を身につけるためには
やったことに結果がついてこなければ継続も辛くなります。
そのためには、やる事を整理してしっかり集中する必要があります。
整理する際のヒント。
自分にとっての重要度。緊急性。必要な時間。
優先順位はこんな感じ↓
①緊急かつ重要であること
②緊急ではあるが重要ではないこと
③緊急ではないが重要なこと
④緊急でも重要でもないこと
④については、「やらない」「任せる」という選択が理想です。
①の緊急かつ重要であることは、中でもすぐにこなせるものから
片付けることで、作業にリズムがつけやすくなります。
②は、自分にとってはあまり価値がないけれど
早めにやらなければならないことです。
これも誰かに依頼できるなら、外注したり
人を雇ったりして重要度の高いものに
時間を振り分けたいところです。
時間を買うのも、このタイプのタスクだと思います。
そして、この順位づけで一番のポイントは③です。
緊急度が高くないので、つい先延ばしにしてしまいます。
重要度が高いのに、緊急度が迫ってきて
慌てて取り組んでしまい、質を落としてしまいます。
そうならないために、
緊急ではないが重要なことに十分な時間を作る
これを意識して順位付をしましょう。
このように、自分の仕事を4つに分類してみると
いかに自分にとって重要度が低く緊急度が高い仕事
にばかり追われて毎日を過ごしているかに気づけるかと思います。
「すぐやる人」は、すべてのタスクにエネルギーを
均等に割り当てるのではなく、優先順位を決めて
重要なものに多くのエネルギーと時間を集中させます。
緊急度が高い仕事は気合もエネルギーもたくさん消費します。
余計なものに力を入れる必要はありません。
重要なことに集中するためには
何を切り捨てるかを決め、一生懸命ではなく
一所懸命で取り組むことです。
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