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敏感になっているカラダと心を落ち着かせる養生法

神経質になっている人は

音、味、匂い

そして

痛みやかゆみ

さらには光などに対しても敏感になりやすいと考えます。

例えば、耳鳴り、味覚障害、嗅覚障害、過度の痛みやかゆみ、光過敏などの症状が現れることがあります。

こういった敏感な状態は、イライラしたり怒りっぽくなったりする原因にもなります。

日常生活の中で、これらの感覚に過剰に反応してしまうと、ストレスがたまりやすくなり、さらに敏感さが増してしまうこともあります。

そんな神経過敏

実は『カラダが弱っている人』や『病気の人』のサインのひとつなんです。

なぜなら、カラダの弱りは生物としての「ピンチ」のサインであり、自分の身を守ろうとして神経が過敏になるからです。

カラダが弱っていると、外部からの刺激に対して過剰に反応することが多くなりますが、これは、カラダが危険を察知し、自己防衛のために反応を強めている状態だと考えられます。

もし「最近敏感だな」と感じたら

まずは自分のカラダの状態をチェックしてみましょう。

疲れがたまっていないか
睡眠は十分に取れているか
食事はバランス良く摂れているか?など

日常生活の基本を見直してみることが大切です。

そして、神経を落ち着ける工夫を取り入れてみましょう。以下の方法を参考にして、リラックスする時間を作ってください。

  1. 深呼吸をする
    深呼吸は、簡単にできるリラックス法です。ゆっくりと深く息を吸い込み、ゆっくりと吐き出すことで、自律神経が整い、神経が落ち着きます。特に緊張しているときやストレスを感じているときに効果的です。

  2. 遠くを眺める
    長時間のデスクワークやスマートフォンの使用で目が疲れているときには、遠くを眺めることで目の筋肉をリラックスさせることができます。遠くの景色をぼんやりと眺めることで、心も落ち着きます。

  3. あたたかいものを食べたり飲んだりする
    温かい飲み物や食べ物は、カラダを内側から温め、リラックス効果があります。例えば、ハーブティーやスープなどがオススメです。温かいものを摂ることで、血行が良くなり、神経も落ち着きます。

  4. ゆっくりお風呂に入る
    お風呂にゆっくり入ることで、カラダが温まり、筋肉がほぐれます。特に、ぬるめのお湯に長めに浸かることで、副交感神経が優位になり、リラックス効果が高まります。お風呂上がりには、ストレッチをすることでさらに効果がアップします。

  5. もふもふしたものに触れる
    柔らかい毛布やクッション、ペットなど、触れているだけで安心感を得られるものに触れることで、心が癒されます。特に、ペットを飼っている方は、ペットとの触れ合いが大きなリラックス効果をもたらします。

これらの方法を取り入れて、尖った神経を落ち着かせましょう。

漢方薬を過度に臭い、まずいと感じる方は例外もありますが、カラダが弱っている神経質な方が多い気がします。敏感になったときは、体と心をリラックスさせることを心がけてください。

敏感さは、時には長所となることもあります。

感覚が鋭いことで、細かいことに気づけたり、周りの変化にいち早く対応できたりするからです。

しかし、それが過度になるとストレスを引き起こし、カラダにも悪影響を及ぼします。適度にリラックスすることで、敏感さをコントロールし、より快適な生活を送りましょう。

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