ミニマリストは、ぜんぶ試したい人。なんじゃないか。
「枠」がないと選べない。選択肢がありすぎると、全部試してみたくなるから、困ってしまう。
だから『ミニマム(最小限)』という、ひとつの枠を自分で作ることで。
悩むことに使うエネルギーを減らして、選択の満足度を上げようと、しているんじゃないか。
全部、試したい。
5つのものが5種類ずつあったとしたら、全部の組み合わせを試したい。( 5×5×5×5×5 )
全部試して、その中から一番いいものを選びたい。
そう思ってしまうから、選択にたくさんの時間が
かかるし、疲れてしまう。
そんな人(私)にとって、ミニマリストという考え方は楽でいいなあ、と思う。
自分で『最小限にすること』を正解としてしまえば選択肢が、一気に小さく絞られる。
選択の軸が決まっているから、決断に満足しやすいし、あとになって後悔することも少ない。
——とても、魅力的だと思う。
そう考えたら、一部のミニマリストの人が、実は「選べない人」なんじゃないかと、思ったんだ。
『note』
私がnoteを好きな理由は、シンプルな様式だから。
というのもあって。
白と黒を基調としたデザインで、出来るカスタムも、ある程度限られている。
私は、使える機能は全部つかって
「できることはやったぞ感」を得たい人間だから、それくらい簡素な方が、ちょうどいい。
だからnote民の方も、そういうシンプルさが好きな人が多いのかな、と思っていた。(どう?
人生は、マキシマリストで。
選べない人は「確信」が欲しい。
これが正解。と安心したいから、全部試したうえで決めたいんだと思う。
だから「ミニマム」という軸を取り入れて、わかりやすい正解が生まれたら、選びやすくなるとは思う。
———でも。
それが『人生』に対して、と考えたら、
ミニマムでいいと思えるんだろうか。
ミニマリスト ↔︎ マキシマリスト
と言うらしいけれど。(=最大限主義者
私は、人生においては「マキシマリスト」でいいと思っている。
人生での選択でも、モノを選ぶのと同じように、
正解がほしくなるし。
ひとつひとつに最大値の結果を求める人は、
その分たくさん悩む。
・どちらの考え方がいいのだろうか。
・どちらの職種がいいのだろうか。と
でも——それはそれで、いいんじゃないか。
最高を求める意志が、あるからこそ
「もっといい選択肢があるんじゃないか」
「もっと良くなるんじゃないか」
そういう思いが生まれて、良いほうへ良いほうへとアップデートを続けられる。
だから、試せるだけ、試したらいいんじゃないか。
それが楽しいのかもしれないしね。
おわり。
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