別々の世界を生きている、あなたと私。
同じ物質世界で、
ひとつの地球の上にいても
私たちは、全く違う世界を生きている。
『ちがう世界って、どういうこっちゃ?
どう見たって同じでしょ!』
と、思っていたんだけれど。
段々と、本当にちがう世界を生きているんだな。と思うようになった。
…
2つの違い。
ここに、りんごがあるとしよう。
◆ 同じ空間に、あなたと数人がいるとしたら。
全く同じ「りんご」に焦点を当てていても、あなたと他の人は「違うもの」を見ている。
そこには、2つの違いがある。
1. まずは、物理的なちがい。
あなたと、隣にいる誰かが重なりあって、同じ視点に立つことはできない。
どうしても微妙に位置がズレてしまうし、身長も違うから、同じ角度から対象を見ることはできない。
だから、物理的に全く同じものを見ることはできない。まあ、そりゃそうだ。
…
2. そして大事なのは、心理的なちがい。
りんご好きのAさんが「美味しそ〜。買って帰ろ」と、思っている横で
農家のBさんは「この品種は〇〇だなあ。」と考えているかもしれないし
Cさんは「俺、アップルパイ嫌いなんだよねえ。」
と、ボヤいているかもしれない。
同じ対象を見ても、着目するポイント。
『抱く印象』がまるで違う。
だから
見る人の、心境やそれまでの経験によって
『世界の見え方』がちがっている。
りんごの例だけで、そういうと
ちょっと大げさに聞こえるかもしれないけれど。
これが、全てのことに起きているとしたら?
…
同じ体型でも、自分を見て
⇨ うわ、最悪。デブだわ。
→ むっちりしてて、可愛い♩
好きな人からLINEが来ない。
⇨ どうしよう、浮気されてるかな。
→ 忙しいんかな。ゲームでもしてよ。
先生「この問題は難しいです。」
⇨ は、どうせバカだから解けないわ。
→ やってやろうじゃねえか、燃えるぜ。
1. それまでの経験や考え方によって
↓
2. 対象を見た時に浮かぶ思考・感情がちがう。
↓
3. 取る行動がちがう。
↓
4. 結果がちがう。
このようにして、世界は分岐していく。
能力は同じでも、自分はできない人間だと思っていれば、できない世界に見えてしまうし。
大抵のことはできる、という前提で取り組めば、大抵のことはできる世界が目に映る。
人はいつも自分の見方で、世界を見ることしかできないし、それを瞬時に変えるのは難しい。
( できる! と思い込もうとしても、すぐにはできん)
…
けれど
同じ状況で「違う見方をする人もいる。」
ということを知っておけば
ピンチや、萎えた状況の時に
〇〇だったら、どう思うだろうか。
ex)キムタク / 渡辺直美なら。
と、考えを巡らすことができる。
そうすることで1つに捉われすぎず、気が楽になる視点を探せるんじゃないかな。
『今の世界の見え方が、全てではない。』
そう考えて、ほっとする時もあったりする。
よかったら試してみてください。
僕、プリティ?
おわり。
心躍ります^^♪