ビリーアイリッシュを聴いて泣いた話。
彼女の曲はとてもしっとりとしていて、自分を偽らなくてもいいような、暗くしんみりした時にも沁み入るような、そんな歌声とメロディだと思っているのですが。
先日、彼女の歌を聴いて、ミュージックビデオを見て、泣きました。
あまりに彼女が自分自身の感覚にまっすぐに沿って生きている姿、表現している姿が圧倒的すぎて。
絶対に全員が賛成してくれるわけじゃないこともあるはずなのに、自らの感覚を立てて、それを忠実に表現している。
なんだかその姿に「私は何をしているんだろう。」と内側の自分が揺さぶられるような、心が震えるような感覚になってしまったのです。
…
今のところを離れて。
うすうす違和感を感じていました。でも、そんなことを言っても始まらないから。
それは私が始めたことだから。としばらく気づかないフリをしていたのですが。
やりたいことをやってない。
いざ、やりたいことに手をつけようとしても
そのエネルギーが残っていない。
という状況に、もう嫌気がさしていたのです。
仕事先に不満があるわけでは全くなくて。
本当に心から感謝しているのですが。
しかし、自分の人生を考えた時、今やりたいことをやらずにいたら、間違いなく後悔する。
もし、今死んでしまうとしたら、後悔するのは「やりたいことをやらなかったこと」だと思ったのです。
私にとって、やりたい事をするよりも、人に言われたことをやっている方が簡単。
だって、自分で決めなくていいから。自分のことばに責任を負わなくていいし、失敗したって自分を責めなくてすむ。
でも、そろそろ違和感が大きくなってきて、もうそんな自分にほとほと嫌気がさしていて。
やめたいのにやめられない。悪い気がするから。悪く思われそうな気がするから。
それは、ただの言い訳や、自分が挑戦しない理由にしている逃げや怠慢でしかない。
じゃあ、仕事を頼んできた人のせいにしたとしても、誰も私の時間を取りもどしてくれるわけでも、責任をとってくれるわけでもない。
自分の人生の責任は、自分で持たないといけない。
人にやらされていることなんてない。
全ては自分がそれをやることを選んでいるだけ。
そう思った時、決断に向かう心が決まりました。
アメリカ留学。
留学、なんて正直考えたこともなくて。
旅行でいいじゃん。て思ってたんだけど。
最近ありがたいことに、沢山の世界に留学している学生と関わる機会があって。
あまりに皆んなが、ふつうに留学して、
ふつうに異国の地で生活しているもんだから
あれ、留学するって普通のことなんだっけ
と思考が転換されていったのです。
「留学したい。アメリカ行きたい」
その思いが芽生え始めたのは、そういう思考の転換があったからで。
確か7月の半ば頃かな。そんな願いを持てた自分が、なんだか嬉しかったです。
振り返ってみれば、私はアメリカ英語(の発音)が好きで、洋画が好きで、洋楽が好きで。
一番大好きな映画はビバリーヒルズを舞台にした「プリティ・ウーマン」。
憧れの女性はジュリア・ロバーツで。大好きな歌手は、LA出身のビリー・アイリッシュでした。
…
本当の夢は、1番触れたくない部分に。
そして、これまであまり人には言ってこなかったけれど、保育園からの私の夢は女優でした。
中学でアナウンサーになりたいと言ったのも
高校で東大を目指したのも。
メディアに出た先で、女優のような存在になれるのではないかと思ったから。
大学に入ったのも、メディア系に強い早稲田の文化構想学部で。本当はずっと諦められない夢で。
隠れてこっそり何度もオーディションを受けたりしていたけれど、本当にやりたい夢は、絶対に壊したくないほど、恐ろしく傷つきやすい部分でもあって。
こわくて怖くて、手を出しては引っ込めて、人にも言えず、形だけ挑戦してみるものの、本気で取り組むことからは避けてきました。
なんの後悔もなく今を生きたい。
でも、もうそろそろ。いつ死んでもいいってくらい、毎瞬間なんの後悔もなく今を生きたいな。
今後どうなってくかなんてわからない。でも、やっと芽生えた種を、ここで踏みつぶしたくない。
そんな思いから、留学を決めました。
…
怖いけど、まあ何とかなる気もしているので。笑
ひとつひとつ、丁寧に。
海外に行ったから、仕事をやめたから、
何かが勝手に変わるわけじゃない。
今の自分でできることを、
積み上げていきたいなと思います。
皆さん、本当にありがとうございました。
ビリー・アイリッシュにも大感謝。
おわり。
心躍ります^^♪