我が家のクリスマスメニュー
あるドラマがきっかけで、我が家のクリスマスは「完コピクリスマスパーティー」が定番になっている。
「きのう何食べた?」の、シロさんのクリスマスメニューである。
夫も私も大好きで、セリフが言えるくらい繰り返し見ている。
食べる喜び
1冊目のレシピに載っていたクリスマスメニューのラザニアは、クリスマス以外にも何度も作った。
シロさんとケンジが美味しそうに食べるのを見ながら、自分達もカロリーなんか気にせずにモリモリ食べていた。
しかし年月が過ぎ、ドラマ内のキャラクター達と同じく自分達も「なんだかちょっとカロリーが気になる…」「前ほどガッツリ系をぺろっと食べきれない…」という状態に。
なので去年放映のシーズン2でクリスマスメニューがライトになったのは、夫婦で歓喜だった。
きのう何食べた?の好きなところ、良いところは語っても語り尽くせないほどなのだが、一つあげるとしたら「リアルな家庭料理」が話の中心にあるところだろうか。
シロさんはめんつゆを使うし、炊飯器で時短ご飯も作るし、普通のスーパーでいつも買っている(安い)食材で作れるものがメインである。
魚、高い!のネタは笑ってしまった。うん、めっちゃ分かる。
クリスマスにビーフシチュー
子供の頃はビーフシチューよりもカレーの方が好きだった。
もしかしたら、ビーフシチューって一人暮らしを始めて以来作ったことがなかったかもしれない。
そんな私がドラマで手順を確認しながらレシピ本を見て作った「シロさんのビーフシチュー」。
市販のルーを使用するのだが、普段の料理よりもちょっと下拵えに手が込んでいて、ご馳走を作っている感がある。
ちょっと面倒くさいなと一瞬思いはするのだけれど、完コピクリスマスパーティーにしたい!という気持ちが自分を奮い立たせてくれて、明太子のサワークリームディップとシーザーサラダまでちゃんと作ることができた。
クリスマスにビーフシチュー。
そして赤ワインで乾杯。
ラザニアでお腹いっぱい、なクリスマスも良かったけれど、カロリーも炭水化物もカットして、体に優しめなクリスマスの方がホッとする。
揚げ物を食べた後にケーキをペロリと食べられた、あの頃の自分って若かったんだなと思ったりする。
食に興味があるんだか、ないんだか
食べたいものは頑張って作るし、素敵な雰囲気のカフェへ1時間かけて行く、なんてこともする。
けれどその一方で、栄養がちゃんと取れるならサプリメントでもいいやとか、今日は一人ご飯だから納豆ご飯でいいやとか、基本的に「自分のためだけに」ご飯を作るのは面倒くさいと思ってしまう。
家族のために料理をする気になれない日もある。
でも、どうしてもこれ食べたい!これを食べてもらいたい!という気持ちが大きくなると面倒くささは一瞬で消えて、いつの間にかキッチンに立っている。
私って食に興味があるんだかないんだか、自分でもちょっと分からない。
クリスマス料理は、作るのも食べるのも好きである。
のんびり食べるひとときを「作り上げる」楽しさがあるからだ。
普段の料理もこんな気持ちで作れたら良いのだけれど、気分が乗らないこともある。
あまり自分を責めすぎないように、自分のご機嫌をうまく取りながら、シロさんのように料理を楽しみたい。
メリークリスマス!
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