解像度がもたらす恩恵のお話し
よく解像度を上げろという言葉を耳にする。
そもそも解像度ってなんですかという方の為に、ざっくり解像度の意味を記しておこうと思う。
•抽象的な言葉を具体的にする
たとえば、「良い結果」と言うより、「売上が前年比20%増加した」と具体的に述べる。
•適切な言葉を選ぶ
ニュアンスや感情を正確に伝えるために、類義語の中から最適なものを選ぶ。
•説明を加える
専門用語や抽象的な概念には具体例や比喩を加えて分かりやすくする。
•文脈に応じた言葉遣い
相手や場面に応じた表現で伝える。
結論、抽象的な言葉や思考を場に合わせた表現で具体的にするという事だろう。
トレーニング方法としては、抽象的なものを自分なりに一度言語化してみるのが良いと思う。
私もふわっと感じている事や、頭に浮かんだ事をなんとなく表現したり感じるのではなく、
自分はどう感じているのかを一度言語化してみるという事を大切にしている。
上記の習慣のおかげで、
ある種の副産物を得ることができた。
それは自分の頭と感情の整理である。
あなたの悩んでいる事はなんですかと問われた時、即座に答える事はできるだろうか。(できる方はかなり優秀だと個人的には思う)
悩んでいるという事は、抱えている問題や課題の答えを明確にできず漠然としている為、ネガティブな感情を抱き続けてしまっている状態だと考える。
だとするなら、問題や課題の答えをある程度明確にできれば、悩みではなくただ考えている状態を保つ事が可能になり、心的ストレスはかなり軽減されるはずだ。
漠然と悩んでいる事や、自分の状態を一度言語化し、自分の解像度をあげてみる。
この習慣を大切にしてみると、
良い方向に向かうきっかけになるのではないだろうか。
ありがとうございました。