ヨレヨレのパンツ
ヨレヨレのパンツを干していたら
ちょっといろいろ書きたくなった、ので書く。
仕事で熱意を求められるたび、辟易する。
私の人生の一部分でしかないのに出しゃばりすぎだ。なるべく残業せずに帰る。職場で排便する。コーヒーメーカーを使い倒す。考えているふりをする。聞いているふりもする。効率的に仕事をしたら新しい仕事が巡ってくるだけなので、常にカツカツを演出する。仕事ができない人間だと思われてもいい。期待されるより都合が良い。
私にいい人を紹介してくれる人、みんな男性をご用意くださる。お心遣いありがとう。アンコンシャスバイアスが錯綜する日々を生きている。私は性的志向がよくわからない。好きになった方の性を愛するので、できれはすべての人を紹介してほしい。「すてきな人」であることは絶対的に外せない。性別よりも、大事だ。
いつの日か子どもがほしくなるかもよ、なんて話はいいから、私の股を流れるこの血を何とかしてくれないか?
生理なんていらないのに。
女性という器の中に魂を置くことに、疲れてきた。
自分の胸の小ささが好きだ。私の好きな服が私に当てはまるようなかたちをしている。貧しいなんて誰が決めたのだろう?豊かだ。豊かな皮膚と豊かな余白と豊かな鼓動。私のためだけの身体。
今日もぬいぐるみと寝る。
おやすみなさい。
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