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心と部屋はつながっている

何かに行き詰ったとき、断捨離することが習慣になっている
断捨離と言ってもそんなに大それたものではない。
これまで何回か引っ越しするたびにモノを手放してきたので、大量に何かを手放すわけではない。


断捨離する理由

不思議とモノを手放すと、物事が動き出すことが多い
停滞していたことがすっと動き出す。
それを知っているから定期的に身のまわりの持ち物を見直している。
昨日は3週間ほど前に応募していた仕事に動きがあった。
断捨離をしたのは2日前。

気づくとぎゅうぎゅうになってしまう本棚を整理し、読まない本は手放しBOXへ。
きっとこの本たちは必要な人の元に届いて役立つ。
モノは使ってこそ活かされる

本の紹介『暮らしも心も調う 大人の断捨離手帖』

この記事で紹介する『暮らしも心も調う 大人の断捨離手帖』を読んで、断捨離スイッチが入り、読みながら断捨離した。
著者のやましたひでこさんの文章には、背筋が伸びる思いだ。

断捨離とは

ため込みという停滞から脱出するプロセス

断・・・モノの入口、必要なモノを選ぶ
捨・・・モノの出口、必要なモノを残す
離・・・選び抜いたモノが最適に機能をしている状態

大人の断捨離手帖 P15

目的は、断と捨のサイクルを繰り返し、離の状態を目指すことだ。

モノには人の想いが張り付いている

やましたひでこさんの本に出会って何冊か本を読み、そういうことだったのか・・・!!!と腑に落ちたのがもともと、モノに意味はついていなくてそこに想いをつけていたのは自分だったということ。

思い出という言葉があるように、思いが込められるとたちまち大切なモノになる。
「なる」ということは、はじめはそうでなかったということだ。
なる過程になにかしらの意味づけをしていた。だから簡単に手放せなくなる。

断捨離でモノを手放すことで、感情も一緒に手放せるということなのです。

大人の断捨離手帖 P21

卒業アルバムを手放した

思い出のカタマリといっても過言ではない卒業アルバム。
数年前、引っ越しを機にすべての卒業アルバムを手放した。

分厚くて重たくて、本棚に鎮座してた青春時代の思い出。
果たして卒業後に何度開いただろうか。
せいぜい2回くらいだろう。
今のわたしにはもう必要ないと判断し、すべて手放した。
(個人情報を含むので処分の仕方には要注意)

卒業アルバムを手放したあとの断捨離の加速度が増した。
さくさく必要・不要の判断ができるようになった。
それはなぜか。
目の前に広がる現実に向き合ったからだ

どこから断捨離をいたらいいのかわからないあたなへ

わたしもそうだった。
何から始めればいいのかわからない。

目の前を見よ。
そして、感じろ。
そして、考えよ。

大人の断捨離手帖 P149

頭にガツンと響く言葉だ。
今、目の前にあるモノで不要なモノを捨てればいい。
ごちゃごちゃ頭の中で考えていても現実は変わらない。
断捨離に正しい順番なんてない。
それぞれ違う。

まずは手を動かせ
そんな強いメッセージ性を感じる。

まとめ

モノを手放すと心が痛む。
手放した後にああ失敗した、必要だったと後悔したこともある。
しかし、今となってはそれすらもよい経験となっている。

なぜなら、新たにモノを買うとき吟味するようになったからだ。
モノを買ったあとの出口まで考えられるようになった。

あなたは今、目の前の現実と向き合って生きていますか。
今あるモノに満足していますか。
ひとつひとつ問いかけながら、家と心の詰まりを取り除いていきたい。

#読書感想文

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