![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/163007112/rectangle_large_type_2_7f0c19868950bd15ba2b8b0708d53da6.png?width=1200)
134、見落とされがちだけど重要な「広報の観点」について
こんにちは。
最近は秋晴れで気持ちの良い天気が続いてますね。都内では朝晩はコートが必要になるくらい冷えてきましたので、そろそろ冬の訪れを感じている人も多いのではないでしょうか。
さて、今回のテーマは新しく学び出そうとしている「広報」についての気づきを記事に書いてみようと思います。(毎度ながら、あくまでも個人的な意見が多いため、間違った情報を掲載していたら申し訳ございません)
世の中、「広報」の部門がある企業がほとんどかと思いますが、意外と個人事業主の方は「広報」に直接関与する機会が少ない傾向にあると感じています。
しかし、個人事業主こそ広報は密接に関係しており、個人事業主が広報の基礎や基本的な考え方を理解することは、自分、もしくはクライアントの成功において欠かせない要素となります。
今回は、広報の業界の中でも多くの企業から広報業務やコンサルを依頼されるような広報の専門家の方にお話を聞かせていただく機会があったので、そこで学んだことや気づきをシェアいたします。
1、自分自身が看板である
広報のスキルを身につけて、自身のPRを行うことで、クライアントから案件を依頼される「待ちの営業」を可能にする基盤を構築可能だということです。
商品やサービスだけでなく、個人事業主の方の考え方や価値観が外部に伝わることで、個人のブランドイメージが形成されます。
その中で、特に個人事業主やベンチャー企業では、経営者(個人事業主も含め)の人柄やメッセージが自分の仕事の信頼性を左右します。
継続的な情報発信によって継続的なメディア露出が得られれば、既存顧客や潜在顧客への信頼を積み重ねることが可能です。
話の中では、「広報活動の中心は信頼の構築」という言葉が心に残りました。SNSやメディアを通じた発信、または顧客との直接的なコミュニケーションにおいても、情報を発信する人が一貫したメッセージを届けることが重要です。そのために、広報の基礎を理解し、効果的な情報発信を心がけるべきだと学びました。
さらに、広報活動を始める際には、ご自身の経験や考えを体系的に整理し、社会のトレンドやニーズに合った形で発信していくことが重要になります。
この過程で、自分のスキルや経験を改めて整理し、社会的・経済的課題と結びつけて考えることで、クライアント目線での課題解決や新たな価値提供の発見が生まれたり、視野が広がることも期待できるということです。
また、広報を通じて多様な方々とつながりやすくなるため、ビジネスの拡大や新たなコラボレーションが生まれる可能性にも期待ができるかと思います。
2、危機管理能力の強化
もう一つの大きな気づきは、危機管理の視点です。広報の役割は「良い情報を発信すること」だけではなく、問題が起きた際に正確で迅速な対応をすることにもあります。誤った情報発信や不適切な対応は、企業イメージに深刻なダメージを与える可能性があります。
3、社内外コミュニケーションの橋渡し役
広報は、社内外のコミュニケーションを円滑にする重要な役割を担っています。個人事業主が広報の基礎を学ぶことで、プロジェクメンバーやクライアントに自分のビジョンやミッションを効果的に伝えることができ、チームのモチベーションを高めるきっかけになります。
話の中では、メッセージの構築方法や、ターゲットに応じた伝え方の違いについても話を聞かせていただき、この知識を活かすことで、個人、または組織全体で一貫性のある発信が可能になり、市場価値を高めることができるというものでした。
4、 広報は投資である
最後に、広報活動は単なるコストではなく「投資」として捉えるべきであるという点でした。個人事業主や経営者としては、目に見える売上や利益に直結しない広報活動に価値を見い出すのが難しいと感じる傾向にあると言われています。しかし、広報がもたらす効果は長期的であり、クライアントとの信頼関係、ブランド価値の向上といった形で現れます。
お話の中では、「広報活動を効果的に実施することで得られる無形資産の重要性」を再認識しました。これらの資産が、個人、または企業の長期的なビジネスの成長に繋がることを理解したことで、広報への投資意識を持つことが大切だということが学びました。
まとめると、広報の勉強は個人のブランディング、信頼の構築、案件獲得のためには必要不可欠だということを学びました。
「自分が何者なのか?」を発信することが重要
自分のことをゆっくり時間をかけて対面で吟味してくれるような人はいたら良いのですが、現実的にはそんなことは無いに等しいのです。
多くの人が、これからその人に会って話そうとした場合、ネットで調べてどのような仕事をして、普段からどのような情報発信をしているかを調べることは当たり前になりつつあります。
だからこそ、広報の基礎を学ぶことで、自身が個人ブランドの担い手として情報を発信方法など、適切な行動を取るための力を身につける必要があると実感しました。
今回、広報の観点を学べたことで、より多角的に物事が捉えられるようになったように感じるので、広報の観点を学ぶことは非常に有意義だと感じています。
これから個人事業主になろうとされている方、またはすでに個人事業主でこれから法人を設立されようとしている方にとって、色々な優先順位があるとは思いますが、広報を学ぶことや個人のブランディングを学ぶことも重要だと感じました。
今回の記事が、どなたかの「学ぼう」となるきっかけとなれたら幸いです。
僕もさらに学んで多くの方にシェアできるよう行動します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。