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ゴジラのドロップキックとコングの背負い投げ【勝手に映画感想】

こんばんは、"もっちゃん"です。
記事に興味を持ってくださり、ありがとうございます。

夏休み期間の最後は土日。

本当はどこかに出かけたかったものの、これだけ台風な感じだと、仕方ないですね。幸い、自分の周りでは大きな被害が出てはいません。
が、今後も要警戒だとは思います。
みなさまも引き続きお気をつけてお過ごしください。

というわけで、長男とゆっくりPrime Videoを見て過ごしました。
今回はキングコングが出てきました。

◯今回観た作品:『キングコング対ゴジラ』 1962年 東宝

1962年の作品になります。ゴジラシリーズ第3作ということですが、息子は興味を持ってみていました。

◯概要

パシフィック製薬の多湖宣伝部長は、自社提供のテレビ番組「世界の驚異シリーズ」が不評のため悩んでいる矢先、南方野生薬草の調査旅行から帰った牧岡博士から、ファロ島に大異変が起りつつあるという原住民の噂を聞くや、TV局の桜井カメラマンや古江社会教育部員を海外取材班として急行させた。そのころ、国連派遣の科学者を乗せて北極海を航行中の原子潜水艦シーホーク号は、突如大爆発を起した氷山から怪獣ゴジラが飛び出してくるのを見た。彼は咆吼と共に放射能を吐きつつ北方軍事基地を粉砕、ベーリング海峡を一気に南下した。一方南海のファロ島に上陸した古江たち一行は、浜辺で大蛸と格闘するキングコングに胆をつぶした。原住民の土器の赤い汁を飲んだキングコングは昏睡状態に陥って、難なく生捕りにされた。大筏にしばりつけたキングコングを貨物船が曳いて日本へ向う途中、待ちきれない多湖がヘリコプターで飛んできた。キングコングとゴジラを戦わせれば、これ以上の宣伝はないと、大ハリキリだ。が、ある日、大蛸が再び襲いかかってキングコングは海中に逃げた。松島湾から日本本土に上陸したゴジラは、仙台市を過ぎ、時速五〇キロで南下を続けた。防衛庁では科学者をまじえて対策を協議するが、ゴジラにキングコングをぶつける以外に局面打開の道はない。ゴジラを倒すには百メガトンの水爆攻撃が必要なのだ。警察側は埋没作戦と、二十万V作戦を練った。九十九里浜から潮来に抜けたキングコングは、中禅寺湖でゴジラと対決したが、強力放射能に敗れて姿を消した。かくてゴジラは帝都に侵入、大東京は怪獣の蹂躙に遭って恐怖のドン底に陥った。しかし、科学陣の二十万Vの高圧電線に触れたキングコングは、感電のショックで帯電体質となり、再び富士山上でゴジラと世紀の死闘を展開するのであった……。

上記ホームページ ストーリーより引用

これまでのホームページと異なるものを引用させてもらいましたが、詳細にストーリーを記述してくださっています。

思っていたより薄っぺらなストーリーではあるのですが、その分映画としては面白かったようにも感じています。

◯今作のゴジラについて

今作のゴジラは時代を感じます。
あの目の焦点が合わない感じのゴジラは、個人的には好きです。

ゴジラのフォルムとしては、かわいらしい感じです。
ただ、太ももの太さに関しては、数ある作品の中でも有数な感じがします。
なんとなく太ももに目が入ってしまうゴジラでした。

そして、放射熱線を放出する際、背中のトゲトゲが光る!
シン・ゴジラやゴジラ-1.0にも見られる演出が、この時代からあったのですね。

そして、放射熱線は浴びると発火する感じです。当時の撮影技術の限りを費やしている感じがします。
個人的にはリアルに発火させている感じが、レトロな感じがしてとてもよかったです。

◯ゴジラとコングの戦い

この時代においで、ゴジラとコングは夢の共演だったのではないでしょうか。

ストーリー的には無理のある展開ではありますが、どのシーンをとってもワクワクする雰囲気があります。

ゴジラとコングの戦闘については、冷静に見るとショボい!

久しぶりに見たプロレス系の戦いになります。

個人的に、ゴジラとコングのそれぞれの技のナンバーワンは、

ゴジラのドロップキック
コングの背負い投げ

です。

なんか日米が逆転した感じがして、ちょっと笑ってしまいました。

普通だったら、日本生まれのゴジラが背負い投げ、アメリカンなコングがドロップキックでしょうに!

ゴジラが今後グローバルに展開していくという、初期のゴジラに対する心意気を感じる技でした。

ひょっとすると、ゴジラの太ももが太いフォルムは、こうした戦い方の演出のためでもあったのかもしれません。考えすぎでしょうか。

◯国会議事堂に登るコング

そして、今作のもう一つのハイライトは、戦いの中で、
コングが国会議事堂に登る
というところです。

コングといえば
女性を掴んでエンパイアステートビルに登る姿
かと思います。

きっとそんな演出があるだろうと期待していました。

もっと言えば、当時できたばかりであったと思われる「東京タワー」に登らせるのではないか、とさえ思っていました。

そんな気持ちで見ていたら…
なんと国会議事堂

期待を良い具合に裏切ってくれます。

なんとあのモスラと同様の演出ではありませんか!

むしろ、モスラは本作品よりもだいぶ後になります。
そうしたこだわりが見える作品だったというところに、興奮を覚えました。

◯総じて

1962年の作品ですが、60年以上経った今でも楽しめる作品でした!

むしろ、その後のゴジラを知っているからこそ、楽しめた部分もあると思います。

当時の映画を観た人達とは異なる楽しみ方かもしれませんが、
それができるというのは、現代に生きるとても良い点だなぁと思いました。

オススメの作品です。


そんなことを考えました!

学校現場では2学期が始まりましたが、夏休みにチャージしたエネルギーで頑張りましょう。

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