ゴジラのドロップキックとコングの背負い投げ【勝手に映画感想】
こんばんは、"もっちゃん"です。
記事に興味を持ってくださり、ありがとうございます。
夏休み期間の最後は土日。
本当はどこかに出かけたかったものの、これだけ台風な感じだと、仕方ないですね。幸い、自分の周りでは大きな被害が出てはいません。
が、今後も要警戒だとは思います。
みなさまも引き続きお気をつけてお過ごしください。
というわけで、長男とゆっくりPrime Videoを見て過ごしました。
今回はキングコングが出てきました。
◯今回観た作品:『キングコング対ゴジラ』 1962年 東宝
1962年の作品になります。ゴジラシリーズ第3作ということですが、息子は興味を持ってみていました。
◯概要
これまでのホームページと異なるものを引用させてもらいましたが、詳細にストーリーを記述してくださっています。
思っていたより薄っぺらなストーリーではあるのですが、その分映画としては面白かったようにも感じています。
◯今作のゴジラについて
今作のゴジラは時代を感じます。
あの目の焦点が合わない感じのゴジラは、個人的には好きです。
ゴジラのフォルムとしては、かわいらしい感じです。
ただ、太ももの太さに関しては、数ある作品の中でも有数な感じがします。
なんとなく太ももに目が入ってしまうゴジラでした。
そして、放射熱線を放出する際、背中のトゲトゲが光る!
シン・ゴジラやゴジラ-1.0にも見られる演出が、この時代からあったのですね。
そして、放射熱線は浴びると発火する感じです。当時の撮影技術の限りを費やしている感じがします。
個人的にはリアルに発火させている感じが、レトロな感じがしてとてもよかったです。
◯ゴジラとコングの戦い
この時代においで、ゴジラとコングは夢の共演だったのではないでしょうか。
ストーリー的には無理のある展開ではありますが、どのシーンをとってもワクワクする雰囲気があります。
ゴジラとコングの戦闘については、冷静に見るとショボい!
久しぶりに見たプロレス系の戦いになります。
個人的に、ゴジラとコングのそれぞれの技のナンバーワンは、
ゴジラのドロップキック
コングの背負い投げ
です。
なんか日米が逆転した感じがして、ちょっと笑ってしまいました。
普通だったら、日本生まれのゴジラが背負い投げ、アメリカンなコングがドロップキックでしょうに!
ゴジラが今後グローバルに展開していくという、初期のゴジラに対する心意気を感じる技でした。
ひょっとすると、ゴジラの太ももが太いフォルムは、こうした戦い方の演出のためでもあったのかもしれません。考えすぎでしょうか。
◯国会議事堂に登るコング
そして、今作のもう一つのハイライトは、戦いの中で、
コングが国会議事堂に登る
というところです。
コングといえば
女性を掴んでエンパイアステートビルに登る姿
かと思います。
きっとそんな演出があるだろうと期待していました。
もっと言えば、当時できたばかりであったと思われる「東京タワー」に登らせるのではないか、とさえ思っていました。
そんな気持ちで見ていたら…
なんと国会議事堂!
期待を良い具合に裏切ってくれます。
なんとあのモスラと同様の演出ではありませんか!
むしろ、モスラは本作品よりもだいぶ後になります。
そうしたこだわりが見える作品だったというところに、興奮を覚えました。
◯総じて
1962年の作品ですが、60年以上経った今でも楽しめる作品でした!
むしろ、その後のゴジラを知っているからこそ、楽しめた部分もあると思います。
当時の映画を観た人達とは異なる楽しみ方かもしれませんが、
それができるというのは、現代に生きるとても良い点だなぁと思いました。
オススメの作品です。
そんなことを考えました!
学校現場では2学期が始まりましたが、夏休みにチャージしたエネルギーで頑張りましょう。
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