何度も同じものを味わうということ【戯れ@home】
こんばんは、"もっちゃん"です。
記事に興味を持ってくださり、ありがとうございます。
先日、こんな記事を書きました。
ウルトラマンは、見れば見るほど好きになります。
その要因の一つに、
同じ怪獣を何度も違う形で味わえること
があるのではないかと考えていました。
今回はある意味、その続編になります。
◯息子と再びゴジラを観る
今回、息子が体調を崩し、週末は家でゆっくり過ごすことになりました。
こういうときにPrime Videoは助かります。
家にいて別の遊びも出来ますが、時間を持て余したときに、ふと観ることができます。
今回息子が選んだのはこちら。
チョイスが渋いです。
別にそれは良いのですが、これは前に一度一緒に観ているものとなります。
そのときの記事はこちらです。
内容の感想に関しては上記記事をご覧になっていただければと思います。
今回興味深いのは、再びこれを選ぶ息子の感覚です。
◯何度も同じものを味わう
息子に「これ観たことあるよ」と声かけはしますが、
「いいの!観たいの!」
ということで、結局全部観ました。
私としては、映画とか同じものはあまり観ません。比較的新しいものを観たがります。
それに対して、息子はそうでもありません。
何度も同じ映画を見たり、録画したアニメを繰り返し見たりします。
しかも毎回、どんな展開かもわかっていながら、楽しんで観ています。
子どもとしてはよくあることとも思いますが、よく考えてみると不思議です。
もう一度観たくなるときと、新しいものを求めたくなるときの境はなんなのでしょうか。
◯飽きるということ
個人的には「飽きる」というのがポイントかと思います。
子どもが次の活動を目指すときって、
前の活動に「飽きた」とき
な気がしています。
もちろん、次の展開が気になって次のものを求めることもあると思います。
ですが、基本的には子どもは
飽きるまでその活動を続けたい
という気もしてきました。
何か変化するというのは、そもそもは子どもはあまり求めていないのかも。
十分にそれを味わい、味わいきったら次のものにいく。
それが自然な流れなのかもしれません。
それを息子を見ていると感じます。
◯ウルトラマンは少し違う?
先述したウルトラマンは、それをうまく両立している感じがします。
シリーズものですので、新しいものを続々と出していかなければならない。
でもその中に何か変わらないものがある。
その絶妙なバランスが、ウルトラマンシリーズはとれているのかもしれません。
◯学校での学習を考える
職業柄、どうしても学校での学習を考えてしまいます。
学校での学習って、飽きるまでやることは無い気がします。
むしろ、十分に味わう前に、どうしても次の単元に移ってしまう印象です。
上述の通り、子どもが飽きるまでそれを味わい尽くした後に、次に移っていくのが良い気もしています。
それにしては、現在の学習内容は時間に対して多すぎるのかもしれませんね。
個人的には学習内容の削減に関しては慎重派ではあるのですが、
これを考えると、一考の余地があるようにも思います。
◯自分と息子は違う!みんな違う!
息子とのやりとりから、そんなことを考えました。
私は比較的、多動なこともあり、割と早々にいろいろなものを求めてしまうタイプです。
それだけの見方だと、ひょっとすると多くの子どもの感覚とは異なるのかもしれません。
そうした思いを常に持ち、授業での時間設定とかも考えていけると良いと思いました。
そんなことを考えました!
ゆっくりしながら、ゴジラを観ながら、そんなことを考えていました。
自己紹介はこちらから。