『お母さん…私のペースを乱さないで…！！』
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ある女性と和尚のはなし
(女性)
和尚さん…聞いて…
私、時間にルーズな人は、大嫌いなんです。
私は、個人で「ネイリスト」をやっているんですけど…
お客さんで、予約の時間を入れていたのに、キャンセルのLINEもなくて、バックレた人がいて、すぐ相手にLINEしたんだけど出なかったから、こっちからLINEブロックしてやりました。
その方は、いつもパジャマの格好で来るし、態度も凄く悪かったから、前からもう来るなと思っていたから、スッキリしました。
(和尚)
そうですか…
あなたの「自己実現」をしたんですね…！
その方は、あなたの常連さんじゃないですか…？！
(女性)
そうなんですけど…
今、予約が詰まっているから、丁度いい感じになるから良いんです。
私のペースで、買い物に行ったり、余裕のある時間が取れるから助かるんです。
(和尚)
そうですか…
その方は、身体の調子が悪くて、緊急入院して、その時はキャンセルするLINEも出来なかったかもしれませんよ！
今頃、あなたに対して謝りのLINEしたいと思っているかも知れませんよ…？！
(女性)
私、そんなふうに考えた事もなかったです。
ただ時間を守らないで、私のペースを乱して「バカ」にしてとしか、考えられなかったですね…！
(和尚)
そうですか…
それじゃ…
あなたは、『自分のペース』に、すごく囚われているんですね…！
あなたの『心』を観ると、お母さんに急かされて、泣いている「心ちゃん」が観えるんだけど…
あなたは、お母さんにいつも急かされていたんですね…！
はい…「心ちゃん」、出てきてください…
(女性の心ちゃん)
わぁ〜あ〜…・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
(和尚)
心ちゃん…つらかったね〜…はい、一緒に大人の頭さんで、寄り添ってくださいね…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい、いいですよ…
あなたのお母さんは、いつもセカセカしていて、あなたのペースで待ってくれなくて、機関銃のように言葉が飛び交っていたんですね… ！
『早くしなさい、いつまで泣いているのね…！あなたは、ぐずなんだから…』
あなたは、泣いているから、いつもバカにされていたんですね…！
そのパジャマの格好で、来ていたお客さんが、あなたのお母さんの威圧感と、ソックリだったんです。
そのパジャマのお客さんは、あなたの「心ちゃん」の観念の、鏡の役割をしていたんですよ。
あなたの「心ちゃん」は、自分のペースでしたかったんです。
(女性)
「心ちゃん」が、そうだと言っています。
「心ちゃん」は、自分のペースを守りたかったんですね…！
いつも心の中で、『お母さん…わたしのペースを乱さないで…！！』と思っていました。
みんな「自分のペース」を乱す人は、お母さんに見えていたんですね…！
やっと分かりました。
これからも、「心ちゃん」のペースに合わせて、生きていきますね…！
ありがとうございました。
❈一人々、『心の陰陽観念』の着き方が違いますから、解除の方法も違います。
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❈幼子みたいに、ただ心を純粋に、清らかに、透明に、素直に、無邪気に、『福の神』に頂戴と、おねだりしましょう↓↓↓
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