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[ご報告]薬学部を退学します

退学の経緯

2024年4月1日から私は某私立大学の薬学部に通っていました。しかし、この度大学を退学することにしました。

理由としてはいくつかあります。その一つとしてパニック障害が悪化してしまったことが挙げられます。

大学の授業が始まってからというもの、入学の手続きやオリエンテーションなどで頭がパンクしてしまい、なおかつオリエンテーションではパニック発作が何回もきました。

親に「大学の授業を受けるのがきつい」という旨を伝えると「お前なんて死んでしまえ」と言われ、希死念慮も出てくる始末でした。

パニック障害がひどくなっても治りは比較的早いですが、もしうつ病に移行してしまうと回復するまでに2、3年はかかってしまいます。

それはなんとか避けたいという思いがあったので大学を辞めるという選択をしました。また理由の二つ目として、薬剤師になりたいという気持ちが冷めてしまったからです。大学のオリエンテーションでは薬学部の6年間がどういうものなのかを思い知らされました。

具体的には毎年の留年率が3割以上もあり、精神的にかなりきつい戦いであることを知らされます。自分の中で色々と考えた結果、正直そこまでして薬剤師になりたいという思いが自分にはないという結論になりました。

また、もし薬剤師になったところで、精神疾患を持っている私はその資格を活かしてきちんと働くことは難しいでしょう。アルバイトなどで働いたとしても、フルタイムで働けない以上、給料なんてたかが知れています。

そんなお粗末な未来を手に入れるための資格に、自分の20代の大切な時間を使うわけにはいかないと思いました。

直近の予定

今後の予定としては、まず精神科のクリニックで診断書をもらう予定です。精神科のクリニックで医者に現在の状況を伝えます。

具体的には、パニック障害が悪化していることと、家族との関係が悪化して希死念慮が出てきていることを伝えるつもりです。

おそらくこの症状を伝えれば診断書をもらうことができるので、大学を休学することができます。

大学の方にはもうすでに休学する旨は伝えていて、休学届けをもらってきました。事務室の方に休学をしたいという旨を話すと、まだ大学が始まって数日だったのでとても驚かれました。

一応担任との面談も終えて、休学したいという考えを理解してもらうことができました。

今後の治療法について

今後の治療については、おそらく私は入院することになるでしょう。なぜなら希死念慮が出てしまっているからです。精神科の医者からすれば、いつ自殺するかわからない患者をほっとくわけにはいきません。

またその際の入院する病院ですが、できれば東京の精神病院に入院したいと思っています。私は関東の某県に住んでいるのですが、この地域には閉鎖病棟の精神病院しかありません。

私の母も近くにあるその精神病院に入院したことがあるのですが、正直医者の質も悪いし、障害年金や生活保護などの福祉への理解も浅いです。

逆に東京の病院であれば、入院中に障害年金の申請なども手伝ってもらえる可能性があるし、医者の質も私の住んでいる地域よりも良いでしょう。

入院を終えた後の予定

入院を終えた後の予定としては、障害年金がもし認められれば東京でアルバイトをしながら一人暮らしをする予定です。

私の場合は障害基礎年金2級になるので月に7万円くらい貰えます。それに加えて月に10万円ほどアルバイトで稼げればなんとかギリギリ東京でも一人暮らしをすることができます。

それにもしアルバイトができなくても東京は生活保護の申請が比較的しやすいと言われています。地域にもよりますが、最悪生活保護というセーフティネットがあるのは安心できます。

また、実家にこれ以上居たくないという思いが強いです。私の実家はかなり田舎気質なところがあり、家族も親戚も保守的な考えを持っています。

そんな中で障害年金をもらっていることや、正社員として働いていないことが知られれば、村八分にされます。(両親からはすでに村八分にされていますが笑)

田舎で私のような異端者が暮らすのはとてもじゃないが無理があります。近所からの評判なども家族は気にしていて、少しでも何かあるとすぐにご近所中に情報が回ってしまいます。

その点、東京は近所の人間に良い意味で興味がないので暮らしやすいと思います。私は茨城の比較的都会チックなところで一人暮らしをした経験がありますが、近所との付き合いなどは一切ありませんでした。

そのように都会はいい意味で隣人に興味がありません。一人一人が独立して暮らしているようです。私のような異端者は明らかに東京の方が暮らしやすいでしょう。

将来の目標

また将来の目標もあります。それは社労士の資格を取ることです。社労士になって障害年金の申請代行業務をしたいと思っています。

障害年金を取得することはその人の人生を大きく変える可能性があると思っているからです。月に5万円以上もの収入があれば、人生でできることの幅が大きく広がります。

まだ私は障害年金を申請すらしたことがありませんが、障害年金は人の人生を変える可能性のある素晴らしいものだと思っています。

正直、うつ病や発達障害などの精神疾患を持つ者にとって、障害年金は大きな救いとなるものです。私は障害年金の申請代行を通して、精神疾患を持つものの人生を良い方向に変えるお手伝いをできたらいいなと思っています。

そのためには社労士の資格が必要になってきます。もちろん障害年金の相談に乗るだけであれば資格は必要ないですが、申請の代行をするスペシャリストとして活躍するためには必要です。

そのためには何年かかってもいいから社労士の資格を取りたいと思っています。ただし合格率は10%未満とかなり難しい資格になっています。目標としては3年以内に取りたいです。

薬剤師のように大学に通う必要はないので、メンタルが悪化しない範囲で無理なく頑張ろうと思っています。

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