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【人事向け記事】 優秀人材が採用できない会社の盲点

採用プロデューサー わたなべさとみです。
人材業界で20年。広告からエージェントなどを経験後、独立しました。
現在も企業の採用支援をしています。

2023年コロナ明け。
いうまでもなく採用が難しくなっていますが
そうはいっても。

転職先を探している優秀な人はいますし
日々、転職は行われています。

採用ができない会社がやっていること


人材採用は3つの要素で構成されています。

  1. 応募者獲得

  2. 選考

  3. 入社意思獲得

このうち、1と3は
比較的、意識されやすいところです。

ですが実は、採用は2が最も重要です。
採用ができない会社の8割は、2の部分がかなり弱いです。

”選考”が結果を左右する

選考とは面接のことです。

採用がうまくいかない会社は、選考が下手です。
ちなみに、下手か上手いかは面接を見ればすぐにわかります。

結論から言うと、
採用が上手な会社は
「選考」ではなく「採用」を意識しています。

優秀な人材が応募してきた場合、選考している場合ではないんです。

面接官が上から目線で
志望理由やら経験やらを
ふるいにかける目線で面接をしている会社は、
優秀な人を逃します。

もちろん、採用要件に合わない人への
ジャッジはある程度必要とは思います。が

面接を進めていく上で
良い人材だ!と思ったならば、その瞬間からは
採用するために面接をアトラクトに振り切ってください。

選考ではなく、採用をする会社が
良い人材を獲得する時代です。

採用がうまくいっている会社がやっていること

わたしはエージェント時代
ハイクラス人材の転職支援をしていて

優秀人材の方々が
入社意思を決める場面を何百件とみてきました。

優秀人材、って別に
学歴や職歴がいいとかだけじゃなく

人間的に魅力があって
仕事に真摯に向き合い
結果を出せる人。

どこでもほしいと思われる人のことです。

そういう人を獲得できる会社って
開始2秒くらいで「アトラクト」に振り切れるんです。

開始2秒でアトラクト、って何?


具体的に言うと
面接初回から「採用」のためのアクションを
徹底的にとることです。

たとえば

・1次面接から社長が出て、想いを伝える
・ 事前に応募者について把握し、的確な質問のみ行う
・ まず事業や会社の魅力を丁寧に伝える
・ 任せる業務については幅を持って擦り合わせていく・・・
・選考スピードが早い
・・・

ほかにもたくさんありますが
こんな感じ。

こうじゃないといけない、
というわけではないんですが

このようにしている会社がある以上
そうじゃないと、他社負けしてしまうし
ぼやぼやしている間に
応募者の気持ちが冷めていきます。

まとめ

いい人材が採用できる会社は
有名だとか給与がいいとか関係なく
選考過程が秀逸です。

ちなみに、エージェントは
選考過程が秀逸な会社に人を送りたくなるものです。
採用が決まるから。

もし、良い人材がなかなか入社決定しない・・・と
お悩みがあるのであれば

選考ではなく採用、を意識することを
面接官全員に共有してみることをおすすめします。
社長自身もその認識をもつことは非常に大事だと思います。

そこから
採用の状況が良い方向に変わっていく
可能性は大きいです。

そして優秀人材を獲得できると
事業も会社も一気に良い流れになっていきます。

採用成功を応援しています!
それではまた、更新します。


人材採用プロデューサー わたなべさとみ

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