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採用の成功は、経営者の本気度で決まる

採用プロデューサー わたなべさとみです。
人材業界で20年。広告からエージェントなど
経験後、独立しました。
現在も企業の採用を支援しています。


「社長は採用にどれくらい本気で関わっていただけますか?」

超有名スタートアップ企業のCEOに
この質問を投げかけたことがあります。


ほんと、生意気ですよね・・。

でも、これは正真正銘
本気の質問でした。

そして実は
この発言には内心震えもあり
かなり覚悟が要ったのを覚えています。

経営者の本気がなければ採用は決まらない


エージェントだったわたしは
その超有名企業の求人案件は
もちろん欲しいと思っていました。
求職者にも喜ばれる惹きのある案件だからです。

一方で

超有名企業であっても
たとえ資金調達をされていてお金があっても
スタートアップの採用においては
経営者の本気度が超重要で。

惹きがあっても
採用プロセスがしっかりしていなければ

優秀人材を入社していただくまでに
伴走することは
かなり難しいのが現実。


”本気度”というのは
年収など条件だけではなく

コミュニケーション、柔軟性、スピード、
経営者が自らどれくらい動けるか?など
すべてを指します。

会社TOPの意思を
しっかり聞けないと
自分の稼働時間を
その企業に割くことは
リスクだとさえ思い、その発言に至りました。

エージェントは
決まる企業を優先する。


これは取引先企業にとっても
下手な希望を抱かせない
重要な意思決定軸でもあるんです。


生意気だと引かれる覚悟の上での発言。その結果


その発言を
ありがたいことにCEOは
驚き顔とともに真摯に受け取ってくださり

もちろん最重要に考えていくし
柔軟に対応する所存だから
意見があればどんどん挙げて欲しい、と
全面協力の意思を示してくださいました。

しかも

私の発言を
本気でかかわる意思があるからだと
感動してくださり・・

その後、異例の専属契約(リテーナー)の
お申し出をいただきました。

採用に本気である意思を
想像を超える形で示していただけました。

採用に本気の会社は当然、躍進していく


専属契約をいただき
結果100名を超える
人材の紹介をしていきましたが

その間
わたしはいち業者ながら

朝礼に参加させていただいたり
社内で1日過ごさせていただいたり
役員やキーマンから直接課題を聴いたり
ディスカッションに参加したり

わたしが動きやすくなるよう
どんな情報も環境も
与えていただきながら
仕事をすることができました。

・・・その後
数年でその会社は上場!
そのCEOやよく知る人事の方が
証券取引所で
笑顔で鐘をならす写真をみて
心からよかった!と思いました。
本当に嬉しかったです。

まとめ


このお話は
1つの実例として書きました。

こんな「物申す」ような
特殊なエピソードがなくても

採用に本気でかかわってくださる
経営者さん、そして人事の方は
たくさんいらっしゃいます。


熱意があって
協力的な会社さんを支援するのは
エージェントからしたら
本当に楽しい。

楽しいから
どんどんやりたくなります。

スタートアップはもちろん
あらゆる会社はすべて、経営者あってこそ。

TOPが本気なら
社内外関係なく、人は動きます。

本気は本気を呼びますから。


あなたの会社の
採用の成功を願っています!

それではまた更新します。


採用プロデューサー わたなべさとみ

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