【人事向け記事】 優秀人材が採用できない会社の盲点・続編
採用プロデューサー わたなべさとみです。
人材業界20年、求人広告からエージェントなどを経験し独立。
現在も企業の採用支援をしています。
前回の記事が好評でうれしいです。
【人事向け記事】 優秀人材が採用できない会社の盲点
いいねをありがとうございます。
これまで1000名以上の
人事の方とお会いしてきまして
ぶっちゃけた相談もよくお聞きしていますが、
前回の記事でいう、「選考」を改善したくても
面接官が他部署の責任者だったり、上役の方だったりすると
なかなか指導や提言をするハードルは高いですよね。
ただ、人事がどれだけ頑張っても
面接官によって応募者の気持ちは左右されてしまう・・・
面接が下手で良い人材の意向がどんどん下がる・・・
なんていうもどかしい事態は
なんとしても避けたいものです。
面接現場で、何が行われているのか?
AIで
オンライン会議の記録や要約が
自動でできる時代なので
面接品質のチェックなどは、しやすい時代になったかもしれません。
実はわたしはリアルに
担当企業の面接に同席する、ということを
何度も経験してきています。
これが、すごい学びの宝庫。
とてもありがたい経験で
採用の根幹部分をリアル・目の当たりにして分かったことが
たくさんありました。
人の面接に同席するなんて、普通ならありえませんが
役員やCXOの紹介はイレギュラーが多いものなのです。
また、人事担当者から依頼されるケースもありました。
「自社の面接でよくないところがあったら教えて欲しい」と。
緊張感ある”面接同席”のなかで、目にしたこと
大手IT上場企業。
社員全員が優秀と評判の会社での
面接同席で目にしたことを、1つ書きます。
面接官が、応募者の顔をみて話していない。
これは衝撃でした。
面接官がシャイだとか
見送り判断をしているとかではなく
ずっと手元のPCを見ながら話し
質問事項と答えをものすごい速さで記録している・・・面接。
わたしはそのとき
応募者側に座っていて
応募者の表情を横目でみながら確信しました。
人は自分に1ミリも興味がなさそうな会社で
働きたいとは思わないよね、と。
誰も悪気はなく、気付かないままになっていること
面接には正解があるわけではないので
メタバース環境など
これからの世界では、顔をみることなく
採用成立することだってあるでしょう。
ですので
面接では相手を見てコミュニケーションしようね。
という話ではありません。
それも1つの要素として
良い人材はしっかり「採用」していきましょう!ということです。
人事や採用に関わった人なら
人材採用はある意味で営業であることに
気がついているはずです。
まとめ
採用において
選考が大切だということを理解されている
経営者や人事の方は多いと思います。
面接品質の見直しは
その改善のヒントが見つかる可能性があるので
とてもおすすめです。
良い人材を迎えると
事業や組織において必ず好循環を生みます。
1つの採用の改善は
大きく会社を進化させていくはずです。
採用の成功を応援しています!
それではまた更新します。
採用プロデューサー わたなべ さとみ
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