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時代を超えてはじまる『vickey'72』のランプが届きました【FREEPARK】
窓からの風を感じ
小さく光るランプに
思いを馳せる時間
自然の変化に気づき
今いる場所を再認識
時代と言う流れの中で
細く長く伝わる存在
息を吹き返し
そっと照らしてくれる
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昨年開催した『vickey'72』の
ポップアップは初日に完売を
してしまいました。
それほど『vickey'72』は
人気のあるブランドなのです。
今年は来週末より
ポップアップを店頭にて
開催させていただきますので、
事前にご案内をさせていただきます。
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【店頭販売】
2023年10月27日(金)~11月5日(日)
※完売し次第終了となります。
【オンラインストア】
2023年10月30日(月)からスタート
※店頭で完売してしまった場合は
オンラインストアでの販売は中止となります。
予めご了承願います。
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まずは『vickey'72』について
是非知っていただきたいと思い、
ランプを作っている中嶋和也さんに
たっぷりとお話を伺いました。
是非ゆっくりとお読みくださいませ。
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『vickey'72』は
2011年より中嶋和也さんと弥生さんの
おふたりで始めたブランドです。
驚くほど大人気のランプは
アンティークのガラスのホヤと
桜の木と真鍮を使い、
中嶋さんがひとつひとつ
丁寧に作っておられます。
全てが一点モノの
希少価値のあるランプであることは
間違いありません。
実は「ホヤ」という言葉を
私は知りませんでした。。。(^^;)
漢字で書くと「火屋」。
オイルランプに使用されていた
炎を守るためのガラス製の筒の
ことだそうです。
オイルランプは今でも
山小屋などで使用されていますが、
誕生したのは1780年。
今から242年前という、遠い昔でした。
その後、江戸末期に日本に
伝来したと言われています。
『vickey'72』のランプには
大正から昭和初期に
実際に使われていたホヤが
使用されています。
とは言え、
簡単に手に入るモノではありません。
古物のネットワークを通じて
日本中から探し集めております。
そう知ると、
ますます中嶋さんのランプの
希少性が上がってきます。
使用されていた時代がバラバラのホヤは
どれも個性がありカタチもバラバラ。
そのため
台座のサイズも真鍮の留め具も
ホヤの大きさに合わせて作ります。
途方もない手間にはなりますが、
中嶋さんは
「おおらかな気持ちで作っています」
と話してくれました。
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中嶋さんのランプ作りは
材料を手にした瞬間から始まります。
縁あって手元にやってきた
ホヤに合わせるように桜の木の台座と
真鍮の留め具を作っていきます。
さらにコードやプラグなどを取り付け、
人間が直視できるという理由で選ばれた
5ワットの電球をつけてランプが誕生します。
これで完成かと思いきや、
「出来上がったランプをアトリエに並べ
撮影が完了したときがランプつくりの
ゴールなんです」
と、中嶋さんはおっしゃっておりました。
大切に時間をかけて
手作りで息を吹き返したランプが
新しいスタートするとき、
それが中嶋さんにとっての
ランプ作りの終わりということが
伝わってきました。
そんな気持ちが伝わっているのか、
『vickey'72』のランプは
温かみに溢れた佇まいが美しく
見ているだけで癒されます。
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『vickey'72』は
2011年にスタートしたのですが、
2020年までは会社員と二足の草鞋
だったそうです。
仕事の中で金型について覚え、
電気についての技術を習得し、
日曜大工好きな中嶋さんは
それらのスキルをモノづくりに
繋げていきました。
もともと手仕事でモノを作るのが
好きだった中嶋さんですが、
ランプを作ろうと思ったきっかけは
10年前にさかのぼります。
あるギャラリーにて
アイアン作家さんが小さな照明器具を
作っているところを初めて見て、
大きな衝撃を受けたそうです。
「照明器具を作ってみたい」
そう素直に感じたのがきっかけでした。
その後、
アンティークショップや古道具屋で
オイルランプのホヤと出会いました。
中嶋さんの中で「ビビッ」と
アイディアが生まれました。
これこそが
『vickey'72』の核と言えます。
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モノとの出会いから
サンプリングをし
発想を膨らまし
五万とある素材の中から
セレクトし組み立てる
「0から1を作るよりも
1から組み立てる方が得意なんです」
そう語る中嶋さんには
1つのモノを最高のモノに
仕立て上げるセンスがあるのです。
『vickey'72』をお手に取って下さる
お客様へ向けて、こんなメッセージを
いただきました。
「僕はある時代に使われていたモノを使い
新しいモノを作っています
それを新しいスタンダードとして
もう一度大切に長く使っていただけたら
それはとても嬉しいことです
経年変化を意識して作っているので
長く使うことでより良さを感じていただけたら
こんなに有難いことはありません」
時代を超えたモノに命を吹き込み
大切なモノとして現代から未来へ
つなげていくという想いが伝わり
ランプへのまなざしがより優しくなります。
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『vickey'72』から届いた
とても価値のあるランプを
是非店頭でご覧いただけると幸いです。
いつも最後までお読みいただき、
本当にありがとうございます。
もしよかったら、
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いただけると光栄でございます。
いつまでも幸せな日が続きますように。
【はじめましてのあなたへ♡】
よかったら、自己紹介もお読みくださいませm(^.^)m
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