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心理学的考察:ココロノユレについて

こんばんは♪
Satoimosanです.

黄金色のジムに今月一度も行けてなくて,今日こそ行くぞと気合いを入れましたが… お気に入りのショップに行ってしまい,秋冬スーツ選びに没頭して.先程おうちトレーニングを終えたところです笑笑

さてさて,心理学やカウンセリングって一体どんなことをやっとるんじゃ?そんな疑問に思われる方に向けて綴ってみたいと思います.

BGMはこちら♪オフィスのクルクル回る背もたれの大きな椅子でエマニュエル夫人ごっこをしていたので笑笑.(ぴゅあ&お子ちゃまなわたくしは,映画も歌詞和訳も見たことないです.見れない笑笑)

人の行動には心理的な背景があって,そうなってしまうだけの理由がある.仮に他人から見たら理解できない言動だったとしても,その人なりの事情があり,生い立ちや今までの人間関係の中で得た経験などから,そうせざるを得ないということ.精一杯一生懸命に生きているということ.他人がその人の立場に置かれたなら,やはりそうせざるを得ないということ.

わたくしは,精神科医・水島広子さんも大好きなのですが,彼女の著書にもこの辺りが沢山出てきます.

心の動きや言動を「良い悪い」ではなく,なぜその言動に繋がっているのかを紐解いていくこと.そして,より生きやすい物事の捉え方や言動を自ら選択していく方向に導くことが心理学だったりカウンセリング.わたくしは,そう捉えています.あーいえばこーいうってな,理屈こねこね含めて.

弟子期間半年間・内省期間:21/8-22/3

去年8月に心理カウンセラー根本裕幸さんのお弟子になった時.デルタ大荒れの第四波真っ只中でした.わたくしは,手術時よりも恐怖心を感じていました.デルタに映し出した怖れは,弟子になること,自分自身の存在を表に出していくことへの怖れでした.

そこから半年間,徹底的に自分自身と向き合う時間を過ごしました.カウンセラーさんから,「心理学禁止令」出されちゃうくらいに💦.生い立ちや親子関係,暗黒時代の恋愛依存,感情爆発期,膵腫瘍手術,ブーケとの出会い,そして今に至るまで.

徹底的に振り返りました.何がそうさせたのか,どういう心理状態だったのか,客観的に振り返る作業.結構波瀾万丈な痛みに溢れ出た今までの人生の振り返りは,時にはかなりハードでした… 弟子仲間や先輩達,カウンセラーさんに随分と支えていただきました.いつもありがとうございます!

自分自身がカウンセリングを実施する中で,相手に投げかける言葉は自分自身に向けた言葉となってグサグサ突き刺さってきたのです… 自分自身へのメッセージに見合うクライアントさんが来てくださって… ブーメラン!

時々悪口とか辛辣な言葉を相手に向かって吐く方に遭遇したら,「この方は,ご自身のことを仰ってるのだな」そういう捉え方もできるようになっています.逆も然り,わたし自身も自分の言葉に注意深くなったりもして…

高級スクールのシャトーブリアン先生も,ご自身を相当責め続けていたからこそ,生徒への攻撃に繋がったのではないかと思たり…

そんな濃い半年間の中で,ブーケと心理学を掛け合わせて心理学セッションがしたい欲求が湧き起こり出していました.3月に弟子卒業,スタッフさん達に7束の花束を束ねさせていただく機会も頂戴して.ブーケとの関わりが益々濃くなっていきました.

自分自身を表現する活動に移行:22/4-現在

4月から自分自身をブーケを通して表現する活動に移行しつつあります.沢山の痛みを経験しているわたくしだからこそ,ブーケに救われて今に至ること,直接痛みに触れずとも癒やされることを痛感しています.

わたしにとってのブーケの意味合いは,「繊細さ」や「儚さ」と同時に「意志」と「生命力・力強さ」でもあります.内面を,言葉に言い表しにくい感情や湧き起こるエネルギーを,作品にして昇華させること.

今までは自分自身を追い込み傷つける方法でエネルギーや爆発する感情を発散させていました.「愛は痛み」だと捉えていたのだと思います.それを健全な方法で解放してくれるのがブーケです.

抑圧している忌み嫌っている避けているものを,花を通してブーケという作品に投影する.「抑圧を解放した瞬間,作品は花開く」

価格値上げに投影していたもの

ブーケレッスンの立ち上がりもお陰様で好調で,3ヶ月先のレッスンは予約取れない状況になっております.支えてくださる方々のお陰です.心から感謝申し上げます.本当にありがとうございます.

レッスン満席状態が続く状況により,自分自身の犠牲感が湧き起こり疲弊しかねない心理状況を生み出しました.そこからのメニュー改定と価格改定.

ここでまた大きな怖れが噴出してしまいます.人が離れていく怖れ,さらには弟子破門になるという怖れまで出てきてしまって.

嫌われてる
人が離れて行く
批判されている
後ろ指刺されている
めんどくさがられてる
破門に合う… 云々
心の声

この「怖れ」の正体をカウンセラーさんに教えていただきました.

自分自身を表現し続けること,前に出て行くことへの怖れ

自分自身の中の嫌悪感や恐怖心を,見事なまでに身近な相手に映し出している状況でした.「相手にそう思われている」という思い込み.嫌な感情を自分自身が持っているということを認めたくないから,相手に責任転嫁しちゃう.心理学用語でいう「投影」です.

これらは「わたし」の感情.わたし「が」感じていること.

まずそこに気づくこと.そして,目の前の信頼している相手の応援を受け取り委ねること.応援や感謝を受け取ること.そうして更に相手を信頼する段階にきているのだと教えていただきました.

ジタバタしないこと,味わうこと,他に目を向けて放置すること

価格改定への恐怖心や弟子破門という恐怖心は,ここ最近和らぎつつあります.嫌な感情は,長くは続かないようです笑笑.一時期強烈に嫌な感情湧き起こっても,その瞬間反射的な行動に移さないこと.嫌だけどちょっと味わってみること.そして距離を置いて他の活動に目を向けること.

そうすると,相手の感情もわたしの感情も変化しますし,状況も変わることにより,気になっていたことが気にならなくなってくる.時間の流れを信頼することに繋がると思います.

若かりし頃のわたくしは,苦悩感情耐性が限界を超えて「瞬間湯沸かし器状態」でした.感情を押し殺し続けて更に更にもっともっと我慢が必要だ!との信念を持っていたから.若かったなぁ笑笑.

己の直感を信じよ,心地よいもので身の周りを固めていけ

カウンセラーさんにこう指摘していただきました.

あなたが信頼する相手は,貴方と同じように多くの苦悩や痛みを経験し続けてきた人だから.あなたは,そこを直感的に見抜くことができるから.だからこそ,その方の優しさ,繊細さ,懐の深さ,感性,奉仕の精神,ユーモア,言葉にしない痛みに強く惹かれるのだ.

感性に共感できること,感覚的に通じる感覚があること,心地よい感覚,お気に入りの人たち,お気に入りのモノたちで固めていくこと.そこをますます徹底して進んで参りたいと思います.

自分自身の「嫌な感覚」,直感的に感じる嫌悪感も更に更に信頼して,「心地よいこと」を選び取って進んで参ります.

官能と嫉妬渦巻く芸術作品の世界

そして,気付きました!

わたくしのワクワクドキドキの源は,官能と嫉妬渦巻く芸術作品を味わい,ブーケ作品へと繋げていくことなのだと笑笑.

シェークスピアの世界も芸術舞台の世界も,心の機微に溢れた人間の愚かさや弱さ,強欲さを赤裸々にヒューマンドラマとして魅せてくれる.

熊川哲也さんの世界観もそう.そういうのにドキドキワクワクしちゃうのです… 人って本当に面白いなぁって… 尊敬してやまない先輩のお言葉をご紹介します.

官能がなければ美しいものは生まれません!

ざっと,1年間のココロノユレを心理学的ステージに置き換えて綴ってみました.

客観的にココロノユレを観察すること,カウンセリングってやっぱり面白い世界です🤍わたくしは大好きです…

Satoimosan