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会社員から30歳で起業する方へのアドバイス

こんにちは。東京都練馬区でマネトレをしているファイナンシャルプランナー(FP)の佐藤彰です。

先週金曜日は、毎月第三金曜日に開催しているFP相談のYouTubeライブでした。(イベント専用のホームページもあるのでよかったらこちらも見てください。過去のアーカイブや動画の文字起こしも掲載しています)

全国のFPと実際にあったFP相談事例についてざっくばらんにお話をするイベントで、今回で10回目でした。

このイベントを開催しての気づきを今日は書いてみます。

今回の相談者は起業を目指すアラサー会社員

今回のテーマは起業。今年30歳を迎える男性のフリーランス転身プランに関するFP相談でした。

起業には、気をつけるべき点がたくさんあると以前noteで書いています。

ただ、今回に相談者さまに関しては、すでにそういった点についてはご存じの上で起業を選択されたということ。

そこで、起業の後押しができるように各FPからアドバイスさせていただきました。

起業すると会社員のとき以上にリスクへの備えが必要

起業にはいろんなリスクがあることを押さえておく必要があることを改めて感じました。

今回参加しているFPもほぼ全員が個人事業主ということで、会社員から独立した生活での大変さは身に染みており、そういった観点からのアドバイスもありました。

フリーになると、社会保障が薄くなります。

そのため、将来の年金以外の備えが会社員時代以上に必要になります。

また、働いているときに何かあったときの保障も薄くなるので、十分な貯蓄を持っておくことだ大事です。

そして、それだけで厳しい場合、保険でリスクに備えることも大事になります。

起業して気がつくこと

それと同時に、会社員時代には気がつかなかったいろんなことが起業をすると見えてきます。

将来のことをより意識するようになる

起業をすると、よくも悪くも「責任」が生じます。

そのため、将来のことを会社員のとき以上に考えるようになりました。

僕自身もそうですし、他のFPも同様でした。

お金のありがたみがわかる

これも起業すると、身に染みることです。

起業すると、25日に毎月一定金額が振り込まれる生活ではなくなります。

収入が不安定になる分、お金のありがたみを会社員のとき以上に感じるようになり、お金をいかにうまく使うかをより意識するようになります。

これもたくさんのFPの共通認識でした。

自分だからこそ仕事を依頼してもらえる

仕事の看板が会社から「自分だけ」になります。

会社員でも個人でお客さんから指名される方ももちろんたくさんいます。

ただ、そういう方も、会社という看板の存在が無視できないこともまた事実です。

個人になれば、これが一切なくなります。

誤解を恐れずに書けば、フリーになると、新規のお客さんや取引先に「この人は大丈夫かな?」という視線で見られがちだということです。

それを払しょくするのは大変ですが、だからこそ、仕事を依頼されたときの嬉しさは会社員のとき以上に大きいです。

起業をして必ず身につくこと

これもいろんなFPが挙げていたことですが、「稼ぐスキル」が身につきます。

これができなくては生活が立ち行かなくなるので、嫌でもこのスキルは身につきます。

今回の相談者さまにも起業をしてどんな結果になったとしても、この点は起業で必ず身につくスキルだと強調したい点です。各FPからこの点から背中を押させていただきました。

若いうちに起業をする最大のメリットは、稼ぐスキルを若いうちから身につけられることです。

このスキルがあれば、どの仕事にも応用できますし、仮に会社員に戻ることになってももちろん生きてきます。

まとめ

会社員から起業をすると、自由になる反面でリスクも増します。ただし、稼ぐスキルは必ず上がります。

年を取ってからの起業では失敗できませんが、若いうちの起業であれば、まだやり直しがききます。

個人的には、起業には慎重であるべきという立場ではあります。

ただ、リスクを覚悟できているのであれば、後押ししたいと思っています。

このようなご相談も承りますので、ご興味のある方はお気軽にご連絡くださいね。

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