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しがみつかず、サラサラと流れる生き方
こんにちは。TO-JIBAのひろみです。
今日は「しがみつかない」生活のご提案です。
あった出来事を握りしめることなく、流れるように今を生きる。
「こうでなければ」が減っていくと、生きやすくなります。
良い出来事にもしがみつかない
嫌な出来事にしがみついているのは良くないのは納得できても、良い出来事も?と思われるかもしれません。
もちろん、思い出して良い気分になるのはオッケー。
危険なのは、無意識にしがみつくことです。
こんな良い出来事がまた起こって欲しい、という気持ちが強くなりすぎると、目の前のことを楽しめなくなります。
純粋に物事を体験できず、過去の自分と比較したり、今の自分にくつろげなくなります。
過去の良かった体験と現状のギャップが、苦しみに変換されてしまいます。
一度良い体験をしてしまったことにより、目の前の事に満足できなくなるのです。
私の娘は大阪でお好み焼きを食べてから、私の作るお好み焼きに満足できなくなりました。
今まで、おいしいおいしい、って言ってくれてたのに。笑
お好み焼きは企業努力、私の工夫と愛の力でなんとか対応できます。
ですが、生活していると、自分ではどうしようもできないことも少なくありません。
良いことを握りしめての不安
私の娘は、足に持病があります。
コンディションが良い時もあれば、そうでない時も。
かつては、調子が良い日なのに、不安を感じることがありました。
この状態は続くんだろうか?
続いて欲しい、と握りしめる心。
同じ病気で再入院している子どもに何人も出会ってきました。
また入院して、手術して…、あんな風に。
妄想している時は、その世界が私のすべてになります。
ですが、娘は全く気にしていない。
ただ、歩いて走って、遊ぶ。
子どもは、常に今を生きています。
良い状態にしがみついているのは私。
無意識に心が過去や未来にお出かけし、目の前の出来事から話を膨らませ、不安を感じさせます。
心を今ここに
マインドフルネスで、次第に心が今ここにある時間が増え、不安がなくなりました。
今がすべて。
今の娘は元気。
それ以上でもそれ以下でもありません。
そうなったら、そうなった時考えよう。
きっと大丈夫。娘や自分の未来を信頼できるようになりました。
気づく
自動的に湧く思考と距離をとれるようになってから、「私=不安」ではなくなりました。
ただ道を歩いている娘の姿に感謝の気持ちが自然と湧きます。
この病気がなければ、運動会で一等賞とった時はよろこんでも、歩いているだけの娘には何も感じなかったはず。
病気という望まない出来事ですら、きらりと光るものが埋もれていたとは。
気づくことができれば、自分でほどくこともできます。
自分で握りしめた手が痛くて辛いなら、自分で手を開くことを選択できるのです。
サラサラと流れるように生きる
川の水も、流れているからきれいです。
流れが止まると淀んでしまいます。
身体の中も、血液やリンパ、流れているからこそ健康な状態に。
心も同じです。
天気のように気分はコロコロ変わり、同じでいる方が難しい。
それなら、握りしめることなく、ただ眺めることはできるでしょうか?
とはいえ…
痛い、とわかっていても、握りしめていたい時もあります。
そんな時は変えずに理解する。
受け容れられないよね、嫌だよね、と。
自分の心の声を聴いてあげましょう。
もし、辛く感じる時があったら、何を握りしめているのか、少し立ち止まって自分からのメッセージを聞いてあげてくださいね。
そんな立ち止まる時間を提供している、TO-JIBAはこちら。
https://sati-yoga-mind.com/welcome/
最後までお読みくださり、ありがとうございました。良い一日を!