「座りそう」で「座らない」スクワットのコツ。
堤丘校区の出張講座に伺いました。
今回は保健士さんやいきいきセンターの方も来られ、
いきいきセンターの案内や最近特に暑くなってきたことから熱中症の対策をご案内。私たちも健康寿命をテーマに家でできるストレッチ、筋トレなどをご紹介しました。
毎回のことですが、健康寿命を伸ばすポイントは4つ。
① 柔軟性アップ
② 筋力アップ
③ バランス能力向上
④ 脳を活性化
まずは身体をやわらかくするためにストレッチをしていきます。
呼吸を止めず、ひとつの動作を30秒程度。(これってケッコー長い)
膝のうら、ふくらはぎ、ふとももと、下半身から筋肉を伸ばしていきます。
次は上半身。
脇腹、上半身と下半身をねじる動きなどを行います。
骨盤のストレッチ。前後、左右に動かしていきます。
次に筋トレです。
お腹まわりや肩、もも裏など部位毎にトレーニングしていきました。
そして体全体に効果のあるスクワット。
健康にとても効果のあるスクワットですがやり方には注意が必要です。
・膝をつま先より前に出さない
・膝とつま先の向きは真っ直ぐ前
・体幹はやや前傾
・足の裏全体を地面につけて
など注意点はいろいろありますが、
これをひとつずつ気にかけてやろうとすると・・・出来ませんよね。
違和感ある動きになってしまいます。そこで意識してほしいのが
「座りそう」で「座らない」スクワットです。
試しにいつも通り、ゆっくり座ってみてください。
ももやふくらはぎなどにじんわり負荷がかかるのがわかると思います。
今度はゆっくり座ろうとして、おしりが座面に付く前にゆっくり立ち上がる。
これで自然なスクワットができます。
ぜひ一度チャレンジしてみてください。
【 いきいきセンターふくおか 】
福岡市では地域の取り組みとして「いきいきセンターふくおか」という仕組みがあります。
高齢者のみなさんが住み慣れた地域で安心して暮らせるように、健康や福祉、介護などの相談をしたり、身体状況に応じたアドバイスを受けられたりと、高齢者のみなさんが自立した生活を続けていくことができるよう支援する団体です。市内57センター、保健師・社会福祉士・主任ケアマネジャーの資格を持つ専門スタッフが相談などに対応しています。
「城南区地域保健福祉課からの依頼にて開催となりました。
自宅でできる運動・ストレッチの要望のもと実施しました。
参加者が多く、細かい指導はできませんでしたが、資料もあり満足できたと声をいただきました。
外は暑くなってきているため、適宜の水分補給や休息を入れるなど環境面に配慮しながら取り組んでいきたいと思います。」
【理学療法士 福井】