懐かしい
今日散歩をしている時に畳屋の前を通った。
その畳屋の香りは祖父母の家の香りといっしょだった。
9年半前に祖父が、2年前に祖母が亡くなっていたから空き家とかしていた家。
1年とちょい前に家を壊して土地も売り払い、今では新しいおうちが建って若い家族が住んでいる。
香りの記憶ってすごい。
畳屋の前を通っただけで、祖父母の家の光景と祖父母の笑顔が脳裏をよぎった。
懐かしいなという気持ちと暖かい春の日差しがも相まって涙が出そうになった。
今週末には祖母の三回忌がある。
人は二度死ぬという。
一度目は肉体が亡びたとき。
そして二度目は人に忘れられたとき。
父方のおじいちゃん、おばあちゃん、
母方のおじいちゃん
3人が2度目の死を迎えるのはまだまだ先になりそうです。
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