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「ゲーム」が私に与えてくれたもの

「ゲーム」は私の趣味の1つであり、私にとってなくてはならない存在でもあります。
その理由は、私の「命を救ってくれた」からです。
今回はそんな「ゲーム」についてお話ししたいと思います!



ゲームに「命を救われた」

中学生の頃、私は難病SLEを発症し、長期入院をしていました。
SLEがどういう病気なのかについては、こちらの記事をご覧ください。

当時は何もかもが分からず、「なぜ自分がこんな病気に…」「いつ退院できるんだろう…」と人生に絶望していました。病気が一向に改善せず、自分ではどうすることもできない現実に押しつぶされそうでした。テレビや映画、アニメ、どれを試しても楽しめず、ただ日々が過ぎていくのを待つしかありませんでした。
心の中で何度も「もう終わりだ…」と感じる瞬間がありました。
 
そんな時に唯一希望を与えてくれたのがゲームだったのです。
なぜなら、ゲームは自分が操作し、作品に直接関与できるという点が他のエンタメとは大きく異なるからです。プレイヤー自身がキャラクターや物語の展開に影響を与えることで、まるで自分が物語の一部になったかのような没入感を得られるんです。
この「自分が動かしている」という感覚が、辛い状況を乗り越えるための勇気や達成感を与えてくれました。

特に印象に残っているのが「ワンダと巨像」というゲームです。

「ワンダと巨像」

当時、私は病気の関係で個室に入院していたので、その個室にPS3を持ち込んでプレイしていました(笑)。そこで「ワンダと巨像」をプレイし、どんなに大きな敵でも挑戦すれば倒せるというその姿が、現実の自分にも挑戦することで道が開けるはずだと勇気を与えてくれました。

ゲームを通じて楽しい気持ちを思い出し、前向きになる力をもらい、ゲームのおかげであの長い入院生活を乗り越えることができたんです。
もしゲームがなければ、心の拠り所がなく、さらに絶望的な気持ちに押しつぶされていたかもしれません。

夢と挫折

それほど深い思いを抱いているので、私自身もゲームを作り、同じように苦しんでいる子どもたちを救いたいという夢を持ちました。
ゲームを通じて彼らに勇気を与えたい――そう考えて、ゲームクリエイターの専門学校に進学し、ゲーム会社に入社しました。

ところが、病気が悪化し、透析を受けるようになり、一度は夢を諦めざるを得ませんでした。腎移植を受けた後に再びゲーム会社に戻りましたが、業界のハードな労働環境に病気で弱った体がついていけず、最終的にクリエイターの夢を断念せざるを得なかったのです。
 
夢を失い、何をすればいいのか分からない無気力な日々が続きました。
再び目標を見失った絶望感に襲われましたが、それでも私を支えてくれたのは、やはりゲームでした。
ゲームを通じてもう一度立ち上がる力をもらい、自分の未来に向き合う勇気を持つことができたのです。

新たな一歩

新たな挑戦に向けて、自己分析を行い、私が本当に大切にしていることが明確になりました。
「元気で前向きな人を増やしたい」という目標を見つけた時、これはゲームに限らず、別の形でも達成できるのではないかと気づきました。
そこで、私は情報発信という形で人々に勇気を与える活動を始めようと思ったのです。

SNSやnoteを通じて、難病と闘っている私の体験や、そこから得た気づきのシェア。特にSLEを抱えながらも前向きに生きる姿勢を発信することで、同じように悩んでいる人たちが少しでも希望を持てるよう、支援を続けていきたいと思っています。

私にとってのゲーム

ゲームを通じて、新しい友人ができたり、勇気や希望を与えることができる。
ゲームはただの娯楽にとどまらず、時には人生の道しるべとなり、困難な状況から私のような人を救い出してくれることもあります。
まさに、ゲームは私の命を救い、人生を前進させる原動力となりました。

私にとって、ゲームとは人生に絶対欠かせないものなんです!

これからも、私はゲームをただの娯楽ではなく、人生の一部として大切にしていきます。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
皆さんの好きなゲームもコメント欄でぜひ教えてくださいね!
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