うららか一日、むさしの村に行く。そして、ただ男だっただけ。
昨日寝た時間 :25時
今日起きた時間: 8時
昨日は子供が22時前に寝たので何か映画を見ようとAMAZON PRIMEを
適当に弄っていたが、なかなか見たいものに出会うことができず。
思い切って「ドライブマイカー」を見ようと思ったが、やはり3時間は厳しいなあ、と思い諦め、そのまま色々と探していると「TENET」を発見。
「TENET」見たかったんだよなあー、2時間半もあるがレンタル料100円だからいいか、と思ってみていたがワインを飲んでいたから途中途中で寝てしまい、しかも物語の時制管理が複雑なので、さっぱり分からず、途中まで見たものの、全く何も頭に残っていない。
今日はGW最終日ということで、子供たちを「むさしの村」に連れて行った。僕は東京生まれ、幼少期は千葉育ち、小学高学年からは埼玉育ちで、テレビ埼玉を見ていると「むさしの村」のCMが良く流れているので、存在だけはしっかり認識していた。今まで一回も行ったことないので、GWに子供をどこかに連れて行ったあげなきゃなあ、ということで、行ってみることにしていた。なお、埼玉県人あるあるとしては、十万石饅頭もCMで必ず見ている。
「むさしの村」は我が家から車で1時間ほどで着いた。GWも最終日、ということで園内は程よく空いていて、アトラクションに乗るのに待ち時間が殆どなかった。古き良き遊具、と言った具合のものが沢山並んでいて、子供たちは大はしゃぎで、この遊園地の何が良いって、4歳から一人で乗れるものが沢山あることだ。我が家の5歳の二女もどんどん一人で駆けて、一人でアトラクションに乗っていく。5歳児が自分で乗るものを自由に選択して、実際に乗れることなんて、今まであまり経験したことがない。
4歳から一人で乗れる=大人が付き添いで同乗しなくて良いので、大人が乗り物フリーパスを買わなくて良い、というメリットも大きい。
かつての西武園遊園地もそうだけど、僕にとって遊園地は、華美でスケールがでかいかどうか、ではなくて、「如何に沢山乗れるのか」「如何に家から近いのか」が重要なので、「むさしの村」は非常に良い。非常に良い。
また行きたい。
16時半に営業終了で、帰宅。17時半には家の近辺についていて、今日はそのまま外食をする。子供たちも妻も僕も、明日から日常生活が再開する。今日はハレの日になったのではないかな、と思う。
長期休み最後の日恒例の髭剃りをお風呂の中で決行する。電気シェーバーによって、髭は僕の体から削り落とされていく。ウィーン。僕の刺々しい髭は僕の体からグッバイして、僕の顔はまん丸のフォルムへと戻っていく。
「ちょっと思い出しただけ」がずっと体で駆け巡っている。
だから、「ナイトオンザプラネット」も何回も聞いている。
昨日、妻のスマートフォンの機種変更をネットで頼んだ。妻は機種変更の手続きができない。新機種が来たら、僕が色々とセッティングしなければならない。自分で調べればできないことはないのに、なぜ僕がやらなくてはならないのだろう、という言葉が現にしっかりと口から出そうになる。出そうになるが、留める。勝手に出そうになる言葉は大概は危険だ。特に、性別に関わることは。そういうことが、40歳を過ぎてやっと分かるようになってきた。
元々は、妻の方が僕よりもPC関係は詳しかった。僕なんかは今でもPC関係は苦手だけど、大概のことは時間をかけて調べればできると思っているので、何となくPCのことはできるようになっている(セッティングとか、簡単な復旧とか、エクセルの簡単なVBAとかpremier proとか、その程度だけど)。
僕は妻から(当時はまだ大学生だったから結婚していないけど)DREAM WEAVERとPHOTOSHOPの使い方を習ったほどだった。でも今は妻はワードと簡単なエクセル程度のPCスキルのようだ。
機種変について、勝手に言葉が口から出そうにになって(「なぜおれがやるんだろう、自分でやればいいじゃん」という感じ)、それを言わずに体の中で留められて、それがそのままモヤモヤになって、それで僕がそれが気持ち悪くなって、一つのことが浮かんできた。これは、ただ単に僕が会社で教えられたこと、もしくは自分で調べる時間があった、というだけで、妻は結婚して、新卒で入った会社を辞めて、子供が生まれ、以降は非正規で働いてきたから、ただそれだけが理由なんだろう、と。妻が機種変ができないのは、例えば女性が機械に弱いから、みたいな男の身勝手な持論ではなくて、そういう社会だから。M字型カーブとか、非正規とか、それによる男性と比較した教育機会が少ないが故、ということなのではないか、と思うと、少し納得したのだった。僕がただ男に生まれ、結婚しても会社を辞めずに済み、教育機会も投資も行われたから、ITとかPCについて少しばかり理解があるだけ。たまたま男だっただけ。そうなんだろうな。
でも、妻がセルフのガソリンスタンドでガソリンを入れられない理由は分からない。そこにも何か、社会的な背景があるのだろうか。考えてみよう。
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