【号外#8】 コペンハーゲン ・ マラソン速報🇩🇰
久しぶりの号外は、今日行われて今も続々とランナーがゴールしつつある、「コペンハーゲン・マラソン」の速報です!
今日行われているコペンハーゲン・マラソンには、フルマラソンの部で出場するつもりでした。しかし体調を崩したり、マラソンのエントリーそのものに漏れてしまったりして、結局今はオランダの自宅にいます。今朝は中継を見ながら応援して、気持ちはコペンハーゲンへ行っています!
(ヘッダ画像は公式サイトより:https://copenhagenmarathon.dk/en/)
優勝はバーレーンの Abdi Ali Gelelchu で、タイムは2時間9分11秒の好タイムでした。ゴールの瞬間を見られてよかったです。世界記録が2時間00分35秒なので、10分遅れていない記録でのゴールですね!
デンマーク勢首位は2時間11分24秒で7位のJacob Sommer Simonsen、ゴール後にデンマーク国旗が彼の肩にかけられたシーンが印象的でした。
日本人も大活躍です!残念ながらゴールの瞬間は優勝ランナーのインタビューで映りませんでしたが、市山翼選手が2時間13分7秒で8位に入りました。中央学院大学時代には箱根ランナーとして活躍された方です。
次に、モンゴル勢男女が14位と38位で二人とも2時間30分以内にゴール!少数勢であることから、モンゴル国旗を掲げた二人の笑顔は光っていました!実況中継でも、「モンゴル勢が大活躍」と注目されていました。
最後に、びっくりの画像をどうぞ。フルマラソン 42.195km で3時間を切る、いわゆる「サブスリー」はランナーの夢で、日本では完走者の約3%しか達成できない「雲の上」の存在です(ちなみに僕のベストタイムは4時間29分台)。そして下の画像は、2時間59分59秒、つまりほぼサブスリーを成し遂げる人たちのゴール直前の画像です。こんなにいる!
日本では「エリートランナー」のカテゴリに入る「3時間30分切り」の段階では、もうこんな感じ。画像だけ見たら、4時間半くらいかなと思ってしまいます。
この体力と走力の違いはどこからくるのか?と思いました。トップランナー層では日本も世界と互角に戦えているので、民族の違いによる身体的差異ではないような気がします。ヨーロッパ人は市民ランナーでも2時間半〜3時間半のゾーンに多くのランナーが入れています。
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少し思うのは、日々の生活の違いが理由としてあるのかもしれません。仕事は夕方4時〜5時で終わって帰り、十分な睡眠時間とオフ時間があるのが当たり前なヨーロッパ文化。仮説ではありますが、日本人の市民ランナーは日常生活で体力を消耗してしまっているのかもしれません。さらに、3時間前後のゴールシーンを見ていると、欧州勢は苦しそうに歯を食いしばってゴールする選手の姿も少なかったです。微笑んで楽しそうにサブスリーしている、かなりショックでした。
僕も、昨年のコペンハーゲン・ハーフマラソン以来走れていません。オランダでの基盤が整ったので、次は10月に地元で開かれるアイントホーフェン・マラソンでハーフの部に出走予定です。目標は自己ベストを4分ちょっと更新する、1時間45分切り。まずはトレーニング、ではなく、まずは生活リズムを整えて楽しく走ることが勝利のコツなのかもしれません。試してみます✨
今日もお読みくださって、ありがとうございました🇩🇰
(2024年5月5日:コペンハーゲン・マラソン当日)