見出し画像

未来のマネージャーを輩出!?新卒社員も組織課題に向き合う“おためしマネージャー”とは

こんにちは!
はじめまして。この春から株式会社ウエディングパークに入社しました「あつむ」と申します。ウエディングパークではデザイナーとして働いている一方で、カルチャー推進室のメンバーとしても活動しています。

大学では4年間、総合デザイン学科に所属し、プロダクトデザインやコミュニケーションデザインなど、幅広いデザインに触れてきました。「デザインの力でたくさんの人をもっと幸せにしたい!」という思いから、新卒デザイナーとして日々奮闘しています。

私は、学生時代に所属していた野球部での主将の経験から、人前で話す機会やメンバーとの意思疎通を取る機会が多く、その中で培った効果的に情報を伝え、他人の意見や感情を理解し、メンバーのモチベーションを高めることが強みです。これらのコミュニケーション能力やリーダーシップを活かしながら業務を進め、いずれは事業成長をリードするデザイナーチームのマネージャーとなり、組織を動かす立場に立つことが目標です。

現在ウエディングパークでは、会社の規模拡大に伴い、マネジメント層の強化が急務となっています。私が所属するブランドクリエイティブ本部もまさに同じ課題を抱えています。
※ブランドクリエイティブ本部…デザインチームと広報・PRチームが所属する部署
この課題に対して、「おためしマネージャー」(以下、おたマネ)という施策が部署でスタートしました。この施策は年次に関係なく施策参加に立候補でき、選ばれたメンバーが、“おためし”でマネージャーが実施している業務を体験できる施策です。組織の課題に向き合い、施策を企画・実行し、課題の改善を図ることが求められます。
私は、もともと会社の「21世紀を代表するブライダル会社を創る」というビジョン実現に向けて、自分の強みを活かしながら働きたいという思いがあったので、迷わずおたマネに立候補しました。最終的に私を含めた5人のメンバーが選ばれ、一つのミッションに向かって動き出しました。

おためしMGRスタート!

そのミッションは「階層間の意思疎通の改善」です。
組織内には縦、横、斜めといったさまざまな対人関係があります。会社の規模が大きくなると、これらの関係性が薄まり、経営陣の考えがメンバーに伝わりにくくなってしまう傾向や各部署の動きがキャッチアップしづらくなる傾向があるため、おたマネの活動は、この課題を打破することを目標としています。

この記事を書いている現在は、おたマネとして2ヶ月目に突入。職種混合のメンバーが毎週1時間程度集まり、ブレインストーミングや施策企画・運用を行っています。日常業務と並行しておこなうため、限られた時間の中で非常に濃密な時間を過ごしています。
ここからは、実際に行っている具体的な施策の内容とその背景について説明させていただきます。

<施策1> 「週一定例の改善〜相互理解ワーク/深掘りwhyタイム〜」 
毎週実施している部署の定例ミーティングを再設計。毎月の各チームの目標を明確にし、互いに質問し合うことで、メンバーや部署内の階層間の意思疎通を改善します。

実際の定例の様子

<施策2> 「経営の想いを知る〜突撃おたマネーズ〜」 
コーシー」など社内制度を活用し、おたマネメンバーが経営陣の考えや部署に対する期待などを直接聞き、それを部署のメンバーに共有します。

これらの施策を通じて、部署内での相互理解を深め、全社方針と自チームの行動が一体化する意識を強めることが目的です。
実際に施策前後で、メンバーの「語る力」が向上したと感じており、さらにデザインチームと広報・PRチーム間の意思疎通も改善されていることを実感しています。また、メンバーが意識的に組織を主語に語ることで、組織全体の文化や価値観を共有しやすくなり、メンバー間での一体感が強まりました。

施策の中では、言語化することにつまずくメンバーも少なくありませんでした。そこで、毎週の定例後に振り返りを行い、出てきた課題に対して、実行検証ナレッジ化のサイクルを素早く回し、改善を続けていきました。つまづいていたメンバーも、徐々に言語化へのハードルが下がっていき、メンバーを動かす難しさを学びました。また、チームの理想像からバックキャスティングで施策を考えることの重要性も学びました。
施策を通して全社方針とのつながりを自分の言葉で語れるようになり、メンバーのベクトルが揃い、共通の目標に向かって進む瞬間は、非常に感動的で、今でも忘れられません。

新卒の私がこのおためしマネージャーに挑戦できたのは、「失敗を恐れずに、手を挙げることを応援してくれる社内カルチャー」があったからです。挑戦してみて、後悔は一切なく、むしろ今後のキャリアプランやスキル、考え方、熱意の面で大いに成長できたと思っています。

新卒社員だからこそ、「爽やかに厚かましく」挑戦することで、自分の知らない世界を体感し、成長できると思います。この記事が、挑戦を考えている方の背中を少しでも押すきっかけになれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

これからウエディングパークのデザインチームの様々な情報を、Xで発信していきます。ぜひフォローをお願いいたします。

いいなと思ったら応援しよう!