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我が家のお年玉事情
12月は賞与の季節。
ありがたいことに、私も賞与をいただいた。
ホクホクしているのは一瞬のこと。
クリスマスに、年末年始、私の諭吉はあっという間に去っていく。
そう。年始と言えば、あのお年玉。
かつての私も楽しみにしていた、そのお年玉。
そして我が子や姪、甥が楽しみにしている、かのお年玉。
私はしわくちゃの諭吉のお着物を、ピシッとしたお着物に交換していただく。
よそ行きスタイルの諭吉は、私の財布に入ることなく、封筒からお年玉袋へ直行。
お年玉の値段は毎年上がっていく。
ちなみに我が子へのお年玉は年齢×千円と決めている。
姪、甥へのお年玉は学年×千円と妹と取り決めをしている。
15歳の息子へ15,000円
10歳の息子へ10,000円
小2の姪へ2,000円
保育園児の甥へ1,000円
我が家はあまり配る先がないので、この点は非常に助かっている。
お小遣いやお年玉を運用してマネー教育というのもよく聞く話だが、私も夫も運用に疎いタイプだ。まず私たちがマネー教育してもらいたい。
子どもと一緒に調べて運用するというのも一つの案としてあるのだろうが、一言で言うと「めんどくさい」。そのため、そういったアイデアが実行されることはなく、お年玉はそのまま彼らの懐に入ることになる。
彼らの手元にやってきたピシッとよそ行き顔の諭吉たちは半分ほどが預金通帳へ移され、残りの諭吉や一葉や英世で彼らはiTunesカードなどを購入する。要は課金だ。勿体無いと思うが、他に欲しいものがないらしいので、仕方ないと諦めている。
我が家は定額お小遣い制ではなく、必要な時に支給するスタイルである。何か欲しいものがある時はお手伝いをして小遣いを稼ぐしかない。単価契約だ。月末締めの翌月払い。
働く気がない場合、彼らはお年玉と誕生日に貰ったお小遣いをやりくりして一年間を過ごすことになる。
私や夫が稼いだ諭吉たちは、子どもたちの課金の資源へと変わっていく。
子どもたちへのお年玉に関してはルールを決めているので、悩むことなく金額を決定することができる。
そんな私を悩ませるのは親へのお年玉だ。
これに関しては毎年どうしようか、と頭を抱える。
夫の父は自営業者であり75歳近くなるが、まだ仕事をしている。
私の父はもうすぐ70歳だが、現役で仕事をしている。
私や夫の両親が年金生活の親にお年玉を渡していたのを見ていたので、私たちはどうすべきだろうか、といつも頭を悩ますのだ。
残念なことに私には、両親が渡していたお年玉袋の中身を透視する能力はなく、両親がいくら渡していたかを知らない。
それにこれから渡す金額を決定するために、かつて両親がいくらお年玉を渡していたかについて、正面切って聞くのもはばかれる。
結局のところ、私の父は私たちよりよっぽど稼ぎがいい。現役の方にお金を渡すのも躊躇わられるので、お年賀という形で商品券1万円とお酒などを渡すことにしている。
今年、私の父は働き方を変えて、仕事の量を減らすらしい。このタイミングでお年賀の金額を上げたいなぁと思っているところだ。
増える一方のお年玉とお年賀。
私と夫の諭吉は外へ働きに出る一方である。
諭吉に別れを告げる時は名残惜しさも感じるが、ありがとうと言われたり、喜んでいる子どもたちの顔を見るとやはり増やしたいと思ってしまう。
今年は諭吉だったが、来年のお年玉は栄一になるだろう。新紙幣刷新後の紙幣の入れ替わり率は、一年後で約6割というのを見た記憶がある。お年玉は新札だし栄一を渡せるのは間違いないはずだ。
高校一年生の息子には電子マネーでお小遣いやお金を渡すこともあるが、やはりお年玉は現金で渡したい。
新札を用意して、おもしろいポチ袋に新札を入れる。彼らも金額は承知しているが、確認する時の顔はとても嬉しそうだ。
お父さんとお母さんは今年もがんばります。
イトーダーキさんが、よそのお家のお年玉ハックを知りたいと書かれてあったので、書いてみた。
ハックでもハットクでもなかった。
去り行く諭吉への想いを綴っただけになったような気がする。
ただ、今年の年末にこの記事を読んで、お年賀の商品券の金額を2万円にすることを忘れないように、記事のリンクをスケジュールに添付しておこうと思う。