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心の葛藤がもたらす希望

自己肯定感、自尊心ゼロだった人間が約2年前に12年勤めた会社を退職し、自分らしくありのままに生きる道を模索中の日々を綴っています。

先日、IDGs Summit 2024 報告会に参加しました。

オンライン開催で2時間ほどの会でしたが、いろいろな気付きを与えてくれるとても良い時間となりました。

IDGs(Inner Development Goals)とは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を達成し、持続可能な未来を実現するために必要な内面的な能力や資質の開発を目指すフレームワークのことです。

参加前は、IDGsのサミットに参加された方々の報告を聞くといった一方的なウェビナー形式だろうと想像していました。
参加してみると、すぐに参加者同士で二人一組になり、チェックインが行われました。

心の準備ができておらず、少し焦りましたが、お相手の方に挨拶をさせていただき、お互いに『最近あった嬉しかったこと』を共有し、聞き手は、話し手の大切にしているものなど、感じたことをフィードバックするというものを行いました。

軽く挨拶をしたところで、私の緊張感を察してくださったのか、先に相手の方が話し始めてくださいました。少しお話をしただけで、この方の溢れ出る知性と共にある穏やかさを感じることができて、すぐに私の緊張もほぐれました。

相手の方のうれしかったことを聞かせていただいて、フィードバックを終えて、次に私のうれしかったことを共有させていただきました。

咄嗟に思い浮かんだのが、数日前にオンライン英会話の先生との心を通わせた出来事でした。

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共有できる時間は数分だったので、心が動いた瞬間だけをかいつまんでお話しました。

すると、この方からのフィードバックの中で、「HARUさんは人とのつながりを大切にされているんですね。」と言われました。

その言葉に驚きとともに、『自分にもそんな一面があるんだ』と少し嬉しさを感じました。

もともと人見知りではあるのですが、適応障害を経て、退職した後は、一人で過ごす時間も多くなり、以前より輪をかけて新しい人間関係を築くことに恐れを抱くようになっていました。さらに、そんな自分を変えたいとも思っていました。

退職後の生活習慣改善や、ビジネスプログラムの参加などで、少しずつ新たな人間関係も広がって、初対面の人に会うことにも慣れてきましたが、ずっと『以前は接客業をしていたのに、どうしてこんなに初対面の人と上手く話せないんだろう。』という思いが拭えずにいて、勝手に『自分は人とつながることが苦手なんだ。』と思い込んでいました。

そんな中でもらったその方からの言葉に、『もしかしたら自分の思い描いている否定的なイメージと、他者から持たれるイメージは違うこともあるのかもしれない。』と、少しだけ希望をもつことができた瞬間でした。

そのチェックインを終えて、そこからは、IDGsサミット2024に参加された方々の報告を聞かせていただきました。

その中のお一人の報告内容に、とても心を動かされました。
その方は、IDGsサミットに参加する前と参加した中での心の葛藤についてお話されていて、その中で、『今年のIDGsサミットへの参加を迷った。』と『たくさんのIDGsについて見識や意識の高い方々の中に、自分が参加していいのだろうか』といった心の葛藤をお話してくださいました。

その内容は、まさに今の自分が抱えている葛藤と同じでした。
私自身も今、参加しているビジネスプログラムに参加する度に、『自分はここにいていいのだろうか。』という思いを抱きながら、『でも目の前の課題と向き合ってビジネスを前に進めたい。』という葛藤を抱えていました。

この方の報告を聞いて、『こんなに魅力的で有能そうな方なのに、自分と同じような悩みを抱えているなんて。』と思いました。

また、その後のIDGsサミットで出会った方々の多くの出会いの中で、『とにかく楽しんで。』と言った言葉に励まされたとおっしゃいました。

この『楽しむ』というシンプルなメッセージに、私もすごく力をもらえましたし、目の前に起きている出来事をどのように捉えるかによって、自分の感じ方や行動が変わり、未来の自分を形作るのだと改めて気付かされました。

これからも困難や迷いに直面することがあると思いますが、『楽しむ』ということも忘れずに、前に進んでいきたいと思います。



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