カレーとシンセサイザーの店『サルタナ』

そこそこのチキンカレー店です。  食後は古今東西のハード・シンセが触り放題!初心者からDTMマニアまで、実機を触る楽しみを味わってほしい!という願望の結晶です(シンセをカレーで汚さないでね)  店主肩書:日本モクテル連盟(日モク連) 事務総長 、 Mad Mixologist

カレーとシンセサイザーの店『サルタナ』

そこそこのチキンカレー店です。  食後は古今東西のハード・シンセが触り放題!初心者からDTMマニアまで、実機を触る楽しみを味わってほしい!という願望の結晶です(シンセをカレーで汚さないでね)  店主肩書:日本モクテル連盟(日モク連) 事務総長 、 Mad Mixologist

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”そこそこ”のカレー屋「サルタナ」

「サルタナ」は、お昼休みに「カレーでも食べるか」と寄っていただいて、そこそこのうまいカレーを食べていただくような店です。でもカレーなんか10分ぐらいで食べ終わっちゃうでしょ。 で、余った時間に喫茶店とか入って時間を潰すことになる。 そういう余った時間、カレー屋で食後のコーヒーでも飲みながらシンセサイザーをいじってダラダラ遊んで「あー昼休み満喫した」と思ってもらえるような店を目指しています。 カレーは北インド寄りですが、そうとは思えないほど、さっぱりとした仕上がりにしてありま

    • TikTokなんかにスポイルされるなよ!~ 一億人365日"総披露宴時代"に生きる人たちへ~

      (画像はイメージです) えっと。 今って「一年中披露宴」の時代じゃないですか。 突然過ぎか。 きっかけはある友人から「SNS世代って基本、みんな自己評価低いよ」と教えられたことで。 つまり、周囲の人間が自撮りのキラキラした画像をSNSに上げまくってる中で、自己評価なんて高くなるわけねーだろ、サバイバルだよ、カーストの方が楽なくらいだ。という。 みんな自分の生活を切り貼りして、自分が一番キラキラしている瞬間だけを公開している。 毎日ゴミクズみたいなものばかり食べていても、た

      • 中村米吉のナウシカが見られる幸せ

        同時代に生きていて幸せだった、というほかない。 当代一の女方が演じるナウシカなんてものが見られるのだ。あの時 死んでいたら、見られなかった。 米吉は当代一である、という言い方は支持されないだろうけど一面では覆せない真実であって、要は覆せないほどにナチュラル・ボーンな美しさを持っているのです、つまり覆せないのです。 ただ歌舞伎界の過去にこういう例がないと言えば嘘だとは思う。時蔵が10代の頃は、今の米吉を凌ぐ美しさだったろう。 女方を"芸"で評価するのは一度よしにしませんか?

        • 「資本論」とカレーとシンセサイザー(上)

          "部屋とワイシャツと私"みたいな。 えっと(上)と書いたけど、カレーもシンセサイザーも出てきません。 いや、書くつもりだったんだけど書ききらんかったのです(ヨートークニク!) ■免責のようなもの 始めに言っておきますが、私はカール・マルクスの「資本論」の原典にあたっていません。最初、織物を計測する単位で「なんだこれ、分かんねえよ」と離脱した人間です。要は"数行しか読んでいない"わけです。 で、今後も原典の日本語訳には対峙したくない。何故ならば、あそこまでひどい悪文に接し

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          全てを失った日

          機材の話を思い出していて、昔から気付いていた残酷な事実というものをもまた思い出さざるを得なかった。 全ての人に言える事ではないのかも知れない。 私にしか適用されない法則である可能性もある。 ただ実感としてあるのは、 高くて機能性に優れた機材を持っていると、創造力が spoil される。 学校生徒や学生だった頃にはお金がなかったから、ギリギリ買える機材だけで、それらを無理矢理 同期させて、ようやく買えたミキサーに音をぶち込んで遊んでいた。 当時の私がどれだけ変態だったか

          自分が「クリエイティブな仕事」に向いているか?

           結構沢山の人が、就職活動をするときに「クリエイティブな仕事に就きたい」と考えているんじゃなかろうか。 1.学生時代のクリエイティブ欲と現実  私もそうで「マーケティング室」に配属される可能性大と踏んであるメーカーに入社したんだけれども、マーケティングと言っても数字の仕事ばかりで、部署はいろいろと渡り歩いたけれども。普通の人が考えるいわゆる「クリエイティブな仕事」とはほとんど無関係に生きてきた。  チャンスはあったけど、それをつかめなかっただけなのかも知れない。  ただ、学

          自分が「クリエイティブな仕事」に向いているか?

          「サルタナ」の店舗イメージ

          入口に長めの暖簾、色は濃い緑。左下に縦書き白文字で「サルタナ」と刺繍 木製の引き戸 店内スペースは大きく分けて、客席、対面型キッチン、バックヤード兼仕込みキッチン、トイレ 客席は10席ほどのカウンターと、余裕があれば二人掛けのテーブル一つ 床面はできれば色目の薄い、光沢のないフローリング 客席奥に本棚を置きたい。 カウンターは木製、高さ700mm カウンター内にキッチン。コンロ大2口(炊飯およびカレー保温用)+小1口(ホットドリンク用)、ごはん保温釜(MAX3升)、製氷

          Synthesizers Menu ( 16th,Oct. 2021 )

          ■Analogue Synthesizers  ( include Analogue Modeling Ones ) Arp Odyssey Rev.3 ( cloned by KORG ) Arturia MicroBrute x 2 Behringer CRAVE ( Semi-Moduler Synth.) Behringer MODEL-D ( The Clone of Moog Mini Moog ) Behringer PRO-1 ( The Clone of

          「持続可能な飲食店経営」について

          1.自由業サイコー!「自営業」という言葉の響きは、自分の心の中でどういうイメージを放つか。 ・「自由業」 ・好きな時に休みが取れる ・サラリーマンより給料が多い そんな感じか。私的には、一言でまとめると 「平日の昼間から蕎麦屋で酒が呑める」 それこそが「自営業」であり、だからこそ安定した生活を捨て、借金までしてそういう「ぬるま湯の人生」にどっぷり浸かるつもりでいた。 2.自由業=不自由業しかし、飲食店というのはやってみると自由が利かない、休みがとりにくい、儲からない、ど

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          「サルタナ・仮店舗」14日間の営業結果

           今回は営業上の秘密に当たる情報も含まれますので、有料記事とさせて頂きます。  【含まれる情報】店舗に関するマーケティング基礎情報、全体の来店客数/売上、商品別販売数の概数および曜日別傾向 ※注1:「カレーとシンセサイザーの店」という特殊な業態の店舗です。 ※注2:データは「全体の売上金額/提供食数/来客数」のみで、日別詳細データや原価・経費については触れていません。付録程度にお考え下さい。

          ¥900

          「サルタナ・仮店舗」14日間の営業結果

          ¥900

          【謝辞】カレーとシンセサイザーの店 仮営業を終えて

          2021/10/10 本日をもって、門前仲町・BIGHORN様の店舗をお借りしての「カレーとシンセサイザーの店・サルタナ」仮店舗営業は終了しました。 今後は、当初予定していた「高円寺での本店舗出店」に向けて、物件探しから開始します。物件がすぐ見つかったとしても、年内の出店はまず無理だと考えていますので、最初の目標から1年遅れとなりますが来春のオープンくらいを目処に、あまり焦らずに進めてゆきます。 進捗については随時、Twitterにて報告させて頂きますので、チェックいただ

          【謝辞】カレーとシンセサイザーの店 仮営業を終えて

          「カレーに対する情熱って、なんだね?」

           今日、あるお客様(高校時代の先輩で、料理はセミプロ級)がお店に来てくれて、正直な感想を頂いた。 「カレーうまかったよ。毎日でもいける感じ。こだわってるけど、肩ひじ張ってない感じが良い」  我が意を得たり、という感じだった。  そういえば以前、大変お世話になっている方(カレーやエスニック系のプロ)から 「サルタナさんの話を聞いてると(モクテルに対するこだわりはすごいけど)『カレーに対する情熱』が全く感じられない」  と言われたこともある。  そうなんです。正直に言っ

          「カレーに対する情熱って、なんだね?」

          サルタナいよいよ開業&いきなり破綻!

          2021/9/25土曜日、門前仲町BIGHORN様のご厚意により「カレーとシンセサイザーの店・サルタナ」が一時的仮店舗ながらオープンしました! 「恙なくオープンしました(※1)」と書きたいところですが、恙、ありました。オープンからオペレーションが破綻しまくり! お客様にも御迷惑かけっぱなしで、全くダメダメでございました。 どれだけダメダメだったのか、反省の念を込めつつ記しておきます。 1.開店準備時間にバッファーがなく破綻  当初の予定は「10:00入り、11:30開店」

          サルタナいよいよ開業&いきなり破綻!

          「カレーとシンセサイザーの店」突然の開業

           自発的に進めたことだが「青天の霹靂」みたいなことが起こっている。  組織での職を辞して、低いとも言えない年俸を捨てて20年ぶりに帰京し「カレーとシンセサイザーの店」というエッジの利いた(=ほとんどビョーキな)店を出そうと画策し始めて、もう17ヶ月が経つ。  本当は今春に開店したかったのだが、こういう状況ではそうもいかず、日々ブラブラと、言うなれば「つげ義春みたいな生活」をしていた。  今流行っている「間借り営業(昼だけ営業)」ってのも考えたが、私の考えるお店にシンセサイ

          「カレーとシンセサイザーの店」突然の開業

          付和雷同は嫌いだけど、努力もしない。

           縁に恵まれて、またモクテル(カクテルを模したノンアルコール・ドリンク)の設計を行う事になった。  逆説的だが、元々が酒飲みなのでモクテルを作るのも好きだ。というか基本的な組み立て方は理解しているつもり。  スピリッツの存在感が『肝』となるようなショートカクテルでない限り、かなりの範囲のカクテルを「ノンアルコールかつ本物っぽくモクテル化できる」という自信がある。  一方でスパイスカレーを作る身として。また高円寺のベンガル料理店「トルカリ」に少しだけお世話になったこともあり「

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          カレーとシンセサイザーの店「サルタナ」今後の展望につきまして

           2021年春に開店予定!とか言っておいて、その後ウンともスンとも報告がねえじゃねえか!と憤っている方も多いと思いますので、現状と展望について少し。  現状は、いうまでもなくCOV-ID19の影響で「前門の虎」状態です。「後門の狼」はどうか、例えばどこかの企業に就職する?申し訳ないが、もう「人の下では働きたくない」のです。  絶対中止になると踏んでいたオリンピックも、どうも強行されるっぽいので、地価の兼ね合いもあり開店は「早くても今秋以降」になりそうです。  早期開店を期待

          カレーとシンセサイザーの店「サルタナ」今後の展望につきまして