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ミスチルとELLEGARDENそれにHY
Sarrystopperの中で絶対に触れたいお題がちょうど募集になってたので。順番は色々ぶっとばしちゃうけど書いちゃう。
完全にミスチルとELLEGARDEN、それにHYに助けられた10代だった。いや、20代でも。
ハイスクールで初めて付き合った彼の影響でミスチルを聴きはじめ、彼のバンドでカバーしてた影響でELLEGARDENとHYを知った。
始まりはMissingで歌詞の意味をインドネシア人の友達と考察して。
15、16での失恋で人の気持ちは変わってしまうこと、所詮他人なんて信用できないぶつけることができない怒りをSupernovaやSpace Sonicが代わりに言語化してくれた。(ELLEとの出会いは海外だったので正式な呼び方がわからなくて、当時はエルガーデンだと思ってた)
HYの仲宗根さんは失恋のたびにいつも寄り添ってくれて思い出の曲は「Song for」や「Nao」、「366日」と色々あるけど特段に「あなた」と「Y&I」は「彼」を思い描いてしまう大切な曲。
HYの隆福丸やStreet Storyはよく親友とカラオケでハモって遊んでたなあ。
数ある思い出の曲の中でも特にMr. Childrenは思い出の濃さでいうと別格で。
彼との恋愛は、15歳と言う年齢を考えると壮大で壮絶で「君が好き」から「and I love you」、そして「Drawing」から「忘れ得ぬ人」だった。
彼と付き合った17年前に彼が聴き込んでた「and I love you」を知り、それからまた15年後にアンサーソングだと捉えられる「君と重ねたモノローグ」がアルバム曲として収録された。
あの頃「君」がいなくなってから「もう1人きりじゃ飛べなかった」「僕」はー
傷つけ合う為だけじゃなく
僕らは出会ったって言い切れるかなぁ?
今 分かる答えはひとつ ただひとつ
I love you, and I love you, and I love you
(中略)
もう一人きりじゃ飛べない
君が僕を軽くしてるから
(中略)
でも君が僕につき通してた 嘘をあきらめた日
それが来るのを感じたんだ
未来がまた一つ ほらまた一つ
僕らに近づいてる
月日が流れる中で気がついたら翼がなくても「今なら自由に飛べる」ようになっていて。
私と彼も同じ分成長した今、運命の悪戯なのかとあるきっかけから「現在」の彼と連絡がとれるようになった。
もうあの時の関係には戻ることはこの先ないけど、お互いに傷つけて傷ついた過去も、あの時精一杯の愛を受け取って与えていたことも全てひっくるめた「昨日を」彼も私もいつの間にか一緒に超えてた(であろう)ことに安心した。
それでも前を向けたのは
君と重ねたモノローグが
孤独な夜を切り裂きながら この心強くするから
僕に翼は無いけれど
君となら高く飛べるよ
未熟な情熱を 何の保証もない明日を
信じて 疑って 足がすくんでも
まだ助走を続けるさ 今日も
一緒に超えてくれるかい 昨日を
ミスチルの他にも、彼を思い出す曲の全ては神聖すぎて、その後付き合った二人目の彼や双子みたいに仲良かった親友に「日本のおすすめの曲を教えて欲しい」と言われても、思い出の曲たちだけは教えなかった。
この曲は私たちの曲だよね、なんて彼と口裏合わせたことなんて一回もないけど、なんとなく彼との思い出を彼以外の人と塗り替えてはいけないと思った。
もうあの頃みたいに唐突に電話がかかってくることはないだろうけど、あの人の着信音はあの頃から今でも「and I love you」のまま。
充実してる日々の中で思えば月日が流れていて
あの時の事が正しいかなんて今さら問い直す必要はないけど
大好きだった君の仕草照れながら見せたその愛くるしさ
(中略)
本当に全部好きだったよ ありがとうじゃ足りないくらい
(中略)
笑っている君を(いつでもあなたは)
今でも思い出す(私の心の中に)
だけど僕は進むよ(だから私も進むよ)
また、誰かを愛す為に
「充実してる日々の中で思えば月日が流れていて」でも、
「どんな場面でも僕の絵には必ず君が描かれていて」振り返ったり、懐かしい曲を聞くと全部「彼」のあのニコニコした笑顔を頭のノートに描き出すことができる。
「君はいつも 僕のノートに」
少し切なくて、少し懐かしい。
あの人のノートの中でも同じように描かれてるといいな。
あの人のノートの中で私も、彼が好きだったらしい笑顔だったらいいな。
どんな場面でも
僕の絵には必ず君が描かれていて
目を閉じたまま深呼吸してみれば分かる
君はいつも 僕のノートに
絵に描いたとしても
時と共に何かが色褪せてしまうでしょう
永遠はいつでも
形のない儚い幻影
君と共に 僕の元に
そしていつも僕のノートに