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アーユルヴェーダの健康法・朝に飲む水 「い・ろ・は・す」でいいかも?
昨日、藤井風さんの 「い・ろ・は・す」のCM動画について、書いたのですが、アーユルヴェーダでは、水といえば、白湯と思われる方もいらっしゃると思いますが、朝、お水を飲むのもめちゃ大事って言われてます。なので、朝の飲水について、今日は書こうかなと思います。
「い・ろ・は・す」のキャッチコピー アーユルヴェーダ的に言ってみた
「い・ろ・は・す」のコピーが、動画の概要欄に書いてあって、
それを読んだときに、これ、アーユルヴェーダの朝の飲水ってことにもなるよね?となリました。
「い・ろ・は・す」の宣伝の文言ですが、
「い・ろ・は・す」
一点の曇りもない、透明で澄み切った水が のどに、からだに、流れ込む。 心がすーっと晴れて、もやもやしたものが流れていく。
「きっとあしたも、いい感じ」
だそうです。
なので、アーユルヴェーダ的に言ってみると
「い・ろ・は・す」で朝の飲水
一点の曇りもない、透明で澄み切った水が、 胃に、腸に流れ込む。
心がすーっと晴れて、口やお腹の中のモヤモヤが流れていく。
「きっと、きょうもあしたも、するっと快便」
ってところかな?
なんか、爽やかさは半減したけど、朝の飲水を表現するとしたら、まあまあ、いい感じかな?
いつ飲むべきか?
以前の投稿にも書いたのですが、、、
それは、ズバリ、朝、起床後すぐです。
そして、それは、歯磨き前です。
え?歯磨き前に飲むの?と思われる方多いと思います。
そう。私も初め聞いた時、歯磨き前に何かを飲むだなんて、やっていいのですか?と思いました。
が、歯磨き前に飲むのには理由があります。
お口の中の菌が腸に届けられると、腸の中の菌のエサとなり
腸の中の菌をベストな状態に保つことができるのだそう。
(インド・アーユルヴェーダ医師からの情報)
飲む量は、約640ml
飲む量は、約640ml
初めは、多いと感じると思うので、きつい場合は、まず半分の量から
ちょうど、 「い・ろ・は・す」なら、340mlのサイズがあるのでそれを1本
飲めそうだなという場合は、
340mlを2本 40mlだけ残して飲み切ると
量を測る必要がないし、わかりやすいかなと思います。
「い・ろ・は・す」は、いろんなサイズあって便利ですよね。
285ml, 340ml, 540ml, 1020mlとあります。
水の種類と温度
もちろん、飲む水は、「い・ろ・は・す」や他のミネラルウオーターをわざわざ購入して飲まなくても、水道水でもOK
白湯を冷まして、飲む人もいるようですが、ちょっと面倒ですよね。
なので、初めは手軽に手に入る水で良いと思います。
温度は、常温と言われていますが、室温が下がっていて、冷たすぎると感じる場合、ほんの少しだけお湯を足して、冷たさが和らぐくらいの温度で飲んでもOK
飲む速度
飲む速度ですが、できれば、ゆっくりでも良いので、ほぼ一気飲みみたいな
休憩しながらでも良いけど、できれば、なるだけ続けて飲む
のが良いそうです。
その理由ですが、一気に水を流し込むところにポイントがあるようです。
起床時は、胃の中は空っぽ、空腹です。
空腹の状態ですと、胃の入り口と出口が、開いている状態なのだそうです。
そのタイミングで、ある程度の量の水を飲むと、腸に一気に水が流れ込むことになります。そのこと自体が、腸のぜんどう運動を促すことになり、お通じが良くなるとのこと。
アーユルヴェーダでは、お通じは、起床後に自然に出ると良いとされているので、飲水をするとお通じの助けになります。
それでも白湯を飲みたい!
朝イチに、640mlを飲めば、すぐに水分は摂りたいと思わないでしょ?と思われると思いますが、少し時間が経つと、お腹も減っていることを感じてきたり、何か飲みたいな〜と、水分をとるリズムがでてきます。
そんな時、白湯を飲むとさらにデトックス効果が得られます。
では、常温の水の代わりに白湯を飲んでもいいよね?となると思います。
ずっと空腹だった、胃にいきなり白湯を流し込むのは、刺激になるそうで、あまり良いことではないようです。
なので、まず初めは、常温のお水を流し込んで、胃腸を起こしてから、その後で白湯を飲むのがベストなのかなと思います。
640mlも飲めるの?
朝の飲水はディナチャリア(アーユルヴェーダが推奨している1日の過ごし方、毎日の養生法)の一つですが、周りで実践している友達がいますが、その中で、皆さん、640ml飲むのがきついと言ってます。なかなか、640ml飲める人も少ないと思います。そういう場合は、半分くらいから始めるのもありかも〜と話していたのです。そこで、300mlくらいを毎日、飲んでみたそうで、お通じが良くなって、効果はちょっとあったようでした。
私は、9ヶ月前くらいから朝の飲水を始めて、毎日できない時もありますが、できるだけ飲むようにしています。私の場合、初めから、640mlほどは飲めました。初めの3ヶ月は、飲めたとしても、お腹がパンパンになる感じというか、気持ち悪くなるわけじゃないけど、日によっては、うっ、、きつい!という感じで、爽やかにはならなかったのです。ですが、続けていくうちに、気がついたら、最近では、640ml ゆっくりながらもごくごくっと割と一気に飲んでも、お腹がパンパンにはならなくなりました。むしろ、飲まないと物足りない朝だな〜という感じになりました。
朝の飲水の効果
若干、お通じはよくなり、血行が良くなった気がします。
他に考えられる効果としては、代謝が良くなったり、顔のシワの改善で若返り効果があったり、視力が良くなったり、脱毛や白髪の予防に有効と言われていますが、効果としてはとても微量なので、まだ、はっきりと実感はできていないです。というのは、他にもオイルを体に塗ったりなんだりしているので、飲水だけで効果があったかどうか、分かりにくいので。
私にとっては、明らかにやらないよりはやったほうが、体調はいいので、続けていこうと思います。
ルールが辛くなったら
アーユルヴェーダには、さまざまな養生法がありますが、実行するのがきつめな内容があったりするので、その場合、自分の体調に合わせて緩めのルールでやってみながら様子をみながらするのが、いいのかなと思ってます。
人によっては、お水を一気に飲むのは体に合わない人もいると思うので。
例えば、
腹部膨満感がある
胃もたれたある
前日にとても油ぽい、重い食事をした
しゃっくりが出ている
などの症状があるときには、飲むのは控えた方が良さそうです。
そう、これから春ですから。
季節の変わり目なので、体調を崩さないよう
無理せず、ゆるゆると快便生活を目指していこうと思います。