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【適応障害休職日記】初めて泣いた日

休職101日目

まだ1ヶ月ほどだが、すでに雪景色は見飽きた。
寒くてもいいから、積もるのはやめてくれないか。

頑張ってみたけどできなかった

今日の午後は年内最後のCBTだった。
9月にリワークを再開してから、仕事のことは扱っていなかった。
泣いてしまうから。
落ち着かなくなってしまうから。

けど、今日は今年最後の機会。
しかも、時間ができたからとセンター長がプログラムに来てくれた。
(どうやら前回のプログラムが大変だったよう)

センター長がいてくれるなら頑張ってみようと思った。

ワークシートを書き始めてすぐに手が震えてきた。
涙がボロボロ止まらなくなった。
なんとか書き終えてからその場を離れてクールダウンしようとした。

頓服を放り込んで、タオルで顔を覆って、左胸をトントンして。

少しだけ頓服が効いたのか、「話せる」と思ったタイミングでグループに戻り、
書いたことを共有した。
けど、話しながらまた涙が止まらなくなった。

センター長は小さく頷くだけで、私のときだけ何もコメントしなかった。
(なんとなくそんな気はしていた)

自分の番が終わると、またいろいろ思い出して、
またグループから離れて泣いた。

別の部屋にいて見ていなかったTさんが気づいてくれて、
「頑張ったんだね。まずは落ち着きますか」と言ってくれた。

誰もいなかったパソコン室の机の下に潜り込んで、タオルに顔を埋めた。
プログラムが終わって、みんな帰ったころにようやく少し落ち着いてきて、
Tさんのところに行った。

 できなかった
「何を?」
 全部
「けど、やってみようとチャレンジして、発表もしたんだよね。頑張ったじゃない。
私よくやったよって褒めてあげていいことだよ」
 センター長とMさんにごめんなさいって
「何か悪いと思うことしたの?それはいつものいろどりさんのループのパターンじゃない?できなくてごめんなさいループ、今までもあったね。それは本当に謝ることだったかな?」

理解はした。けど、できなかったと思っている自分を褒めることはできない。
Tさんはそれでもいいと言ってくれた。

今日わかったことは、センター長がいて安心できる環境でも、
仕事のこと(相手のこと)を扱うと今日くらいの反応が出る。
落ち着くまでには数時間かかる。
「チャレンジしたから得られた大きな収穫だったね」と言ってくれた。

今回のリワークで初めてプログラム中に泣いた。
メンバーさんにも見られた。

まずは気持ちをゆっくり休ませる。
それから、少しずつまたふりかえりをする。

できることを、一歩ずつ。
大丈夫、大丈夫だね。

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