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【適応障害休職日記】想像と現実は違う
休職136日目
朝はとてつもないローテンション。
この気だるさはなんなのだろう。
今は挑戦より安定を
今日の午後はリラクセーションとイメージトレーニング。
リラクセーションは好きだけど、イメージトレーニングは苦手。
いいことを思い描いても、ぐるぐるした邪念がカットインしてくる。
自分の頭は強制終了もさせてくれない。
今日もイメージシートに書いたのは面談にちゃんと行けたこと。
実際に今月は半年以上ぶりに職場の中に入ることができた。
けど、いざイメージを始めると、靴箱に貼られた名前シールが目に入った。
実際はそんなことなかったのに。
そこからはずるずると引っ張られてフラッシュバックを起こした。
今に戻ってこようと必死に深呼吸しながらマスコットを握りしめた。
途中、スタッフTさんが肩を叩いて「大丈夫?無理しないで」と言ってくれた。
なんとか落ち着くために、冷たい水で手を洗って、飴を舐めて、頓服を飲んだ。
泣きながらTさんのところに行ったら、「うん」と優しく笑ってくれた。
「できなかった」と言った私に、Tさんは「想像はね」と言った。
「今日のイメージはうまくいかなかったかもしれない。けど、それと現実は別。いろどりさんは今月ちゃんと職場に行って、面談してくることができた。これが現実。それだけは忘れないで。想像と現実は別だからね」
何度も何度も繰り返し言ってくれた。
しばらくはプログラムで仕事に関することを扱うのはやめることにした。
まずは安定して通えること、落ち着いて過ごせることを最優先に。
できることを、一歩ずつ。
大丈夫、大丈夫だね。