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【カウンセリング記録】終わりと始まり
前職の振り返りと、職場への訪問が終わり、
カウンセリングを始めたときに設定した、
「前職のことに触れても動揺せず、それまでしていたことを継続できる」
ゴールを達成することができた。
前回のカウンセリングの最後に、
これからのカウンセリングをどうするかの話になった。
個人療法の心理カウンセリングはずっと続くものではない。
課題が解決し、ゴールが達成されたら終結となる。
基本的に1年を目安に終結するが、
私の場合は課題の明確化に時間がかかったり、途中で新たな問題が出現したりと、
いつのまにか2年になろうとしている。
担当の心理師さんも、ズバッと言ってもらえるようになり、
私も安心して話せるし、感情を表出できる人になれた。
今やスタッフTさんとセンター長の次に安心できる人になった。
これからのカウンセリングをどうするか、
「まずはいろどりさんの気持ちを聞かせてください」と言われた
前職のことが終わったことで、カウンセリングも終結と言われてもおかしくなかった。
けど、今の私には別の課題がある。
今の仕事で直面している課題がある。
リワークの場ではまだ扱うことができない課題がある。
でも、カウンセリングという守られた環境なら、
安全と感じることができている環境でなら、
課題と向き合うことができるのではと思った。
頑張れるのではないかと思った。
「今回、休職することになった振り返りと、これからのことを考えたい」
心理師さんにそう伝えた。
心理師さんは、主治医とセンター長と話してくれていた。
結論は「復職するまでカウンセリングを継続する」で話がまとまったとのことだった。
前職の振り返りは心理師さんからの課題や宿題に取り組むスタイルだったが、
今回からは私が主体で課題について進めようと言われた。
正直、カウンセリングが継続になって安心した。
頻度は月に1回のペースに戻ってしまったけれど、
その間にたくさん考えて伝えられるように準備できるようにする。
前職のこともできたんだから大丈夫。
頑張れる。
できることを、一歩ずつ。
大丈夫、大丈夫だね。