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お茶でもどうぞ|2025.1.24日記

夢でわたしは朱い書道道具を持ち、体育館で多国籍な方々が思い思いにすごすなか、筆と墨で【二名】と書き、丸をつけた。
二人の意味あいの【にめい】なのか、【ふたな】なのか、どちらにしてもさっぱり意味がわからなかった。

わたしは寒くはないがストーブを点けて湯を沸かし、床拭き掃除をしながら洗濯を回し、糠漬けを混ぜた。今は蕪とセロリが漬かっている。
蕪の糠漬けを食べてみたら、大きめの蕪だったのでまだ漬かっていなかった。1/4に切って糠に戻した。

昨日の台湾茶の出涸らしに熱々の湯をさす。
透明の水だったのが茶の色に染まる。
記憶を辿ると四〜五煎目か…?もう何煎目だかわからない。熱々をすする。

立ったり座ったりでお茶を煎れているが、今の暮らしの最善を味わえるのは叶う叶わない問わず、感慨深い。今は今にしかない。

果てがなく、ずっと味わい深い。
これって、どうなっているのだろう。
この現象に名前はあるのだろうか…。
そもそも、果てなんぞあるのだろうか…。
そんなことすら、感じてしまう。

スペシャルブーケをドライフラワーに

ベランダに出るとワイルドストロベリーが三つ実をつけていた。

秋まで蟻たちと取り合いだった

今は独り占め。

ニオイスミレの蕾

三つ株分けして今残っている唯一の株。
冬を越すのだよと声を掛ける。

エルダーフラワーの新芽??

エルダーフラワーは葉が全て枯れたが、これは新芽なのだろうか…。
そうであれと願う。

夢で書を書いたからか、久しぶりに書いた。

紙に対して筆の細さが合ってないなと思った。細い筆が必要だ。

今日ようやっと、二年かけて小説を読み終えた。
ものすごく時間が掛かったとも感じるし、然る時間とも感じる。
「本は自分の速度で、自分のタイミングで、自分が選んだ場所で読みすすめることができる」という言葉を見かけ、本は何時でも新たな扉を用意し、待ってくれているのだなとも感じた。たまたま目に留まったのも相まって、今の自分にピッタリだった。

昨日中国岩茶を四煎ほど頂き、一日置いた茶葉を煎じることに。
立ったり座ったり落ち着かないので、炉が欲しい。
日日暮らしのなかでお茶を通して、内と外とがジリジリと掘り進められていくが、意志は貫通するのだろうか…。自分でも愉しみだ。
期待して期待乗せすぎず、熱熱のきもちを真っ直ぐ注ぐ。

暮らしに馴染むお茶道具

左下から時計回りに

皿:学生時代に美術部同好会で作った卵型の皿。
なんやかんやで、これしか残っていない。

盆:自分の誕生日にと我谷盆を彫るワークショップに参加し、いざ木を彫ってみると結構な力が必要で加減や匙加減が難しく、ほとんど職人に彫ってもらった、どないやねんの想い出の我谷盆。
たしか、雪が降り積もっていたなぁ。ワークショップで出して下さった鮭のはいった粕汁が凍てつく寒さに沁みた。

茶器:盆に乗った茶器は茶道具を作ってみたい!その素直で超ピュアなきもち一心で自作したもの。手を動かしながら花びらが開く様が浮かんでいた。

茶則:こちらも自作したもので、つくりながら木の葉や手の平で包む姿が浮かんでいた。

蓋置き:川遊びで拾った石。鳥のような形をしていて、きにいっている。他にもまだ控えている。

お茶菓子メインに思っていたお茶時間は、自分が思っていた以上に、そのもの、素のまま、自然を感じるひとときとなっていたようだ。

最後まで見て下さり、ありがとうございます!

よかったらこちらも、おたのしみください▼▼▼

今日もますます、ごきげんな一日を⚪️


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sakikawasumi
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