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ぷっくら

春の嵐。台風並みの風が吹いたところもあるようで。こちら、ただいま雨がどしゃどしゃ降っている。サイレンが鳴る。

朝から昼過ぎまでとにかく眠たくて、爆睡。半身浴しながら爆睡もするけれど、熟睡とはまた別物だもの。

昼食は近くの麺屋さんへ。信州発らしい。品がある、ととのった、美しいラーメンだった。肚にたまらない感覚。最高だった。

納豆について、ここに自分のための覚書を残す。
発泡スチロールに湯たんぽを入れて茹でた大豆に、檜の葉を忍ばせ、毛布をかけた。一日目は、特に変化がなかった。二日目は、湯たんぽの水を入れ替えて、発泡スチロールごと日の当たる場所へ置いた。
納豆が出来上がった。
気温、室温、湿度、乾燥。身体や心もまた、然り。

納豆ドレッシングを作る。たたき梅、ココナツファイン、塩麹、黄金柑の絞り汁を混ぜる。食感が面白くなればとカシューナッツも砕いて入れた。
「大根!」となったので、千切り大根に塩をあてたものと、アボカドに納豆ドレッシングをかける。その上からいつのかわからん韓国海苔を揉んでぱらり。「こんなにたくさん、いただけるかしら」となったけれど、ぱくぱくぺろり。

3度目のフォカッチャ。まあんまる。ふかふか。

三日目のカレーがわずかに残っていた。フォカッチャという名のナンともいう。

「まだかな…。どうかな…。そろそろ…。」と頃合いをみる。
「おいしい。もちもち。ふかふか。次はこうしてみようか…。」
この手、触覚、感覚があって。この身体、動く心。時間。待つという行為。
はぁ、なあんてなんて、尊いのだろう。
待つことは、自己そして他物・他者を信じ切る。信じ抜くことなのか…。どうでっしゃろな〜。とてしゃん。

納豆もパンも生き物。一日以上発酵待ちしていたのだけれど。おいしかった、愉しかった。
身体と心が満ち満ちた⚪

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sakikawasumi
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