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寒くてもあったかい、東北旅行は旅情を感じる《里帰り日記①》

実家のある福島に帰っていました。


新幹線で片道2時間半の旅。

帰るときいつも思うんですけど、東海道新幹線と東北新幹線って全然雰囲気が違いますよね。




東海道新幹線は、日本の中心を走るいわば1番花形の路線。静と動なら間違いなく「動」のイメージ。乗る人も多く慌ただしい。


(静岡に越して来てからは、もっぱらこだまと仲良しになりました。こだま時々ひかり。残念ながらのぞみちゃんとは疎遠に。)


対して、東北新幹線は時間が止まってるみたいな雰囲気。もちろん高速でビュンビュン走ってはいるものの、そこはかとない「静」のイメージ。

車内の自動アナウンスのおじさんの声も到着ベルの音色も、わたしが小さい頃から変わってません。


車窓からは見えるのは、たいていだだっ広い畑、遠くに山々。そして、まっすぐな線路。



ほど良い退屈加減とでもいいますか。
大人になってようやく「これが旅情というものなのか」と思うようになりました。




駅に着くと、母が迎えに来てくれました。
久しぶりの東北の寒さに痺れながら、とりあえずお茶でもということでSHOZO SHIRAKAWAへ。


公式サイトより



南湖なんこという湖のほとりにあるSHOZO SHIRAKAWA。
驚くことに湖が凍っていて、余計に寒さを実感。でも、なんかテンション上がる!

カッチカチやで!


SHOZO cafeといえば、カフェ好きの間では有名なお店。わたしも那須の店舗は何度も訪れていますが、まさか自分の地元、しかもこんな田舎にSHOZOがやってくるなんて!オープン当初はかなり感激したことを覚えています。 





美味しいチャイとキッシュをいただきました。
(写真を撮るのを失念していました。)
チャイにはスタッフさんがその場でシナモンを振ってくれます。苦手な人もいるからね。そついう心配りもありがたいもの。


まわりを見ると年配の女性も一人で来ていたり、客層もバラバラ。SHOZOのそういう、誰でもウェルカム!という雰囲気が本当に好きです。


まったりしていると、母と顔見知りのスタッフさんが声をかけてくれて一緒におしゃべり。なんだか和みのひととき。スタッフさんの方言に特別ほっとします。


「〜ですよねぇぇ⤴︎」


U字工事みたいな、語尾が上がるイントネーション。このあたりはみんなU字工事みたいに喋るんですよ。笑


寒いけど、あったかい。
そんな旅の始まりでした。






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